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インストで感動できるのに、なぜ歌詞がここまで重視される?

歌詞が苦手――本当に“歌詞”はそんなに大事なのか?
インストで感動できるのに、なぜ歌詞がここまで重視される?

「歌詞が苦手です。」
「実体験を歌詞にしろって言われても、すごい経験なんて何もない。」
「歌詞って面倒くさいし…そもそもクラシックは歌詞なしでも最高じゃん?」

歌詞――多くのミュージシャンやリスナーが「曲の魂」「120%にする魔法」だと言う。
でも、自分にとっては“曲の面倒な作業”でしかないことも多い
「実体験がないと歌詞は書けない」と言われて戸惑い、
歌詞が苦手な自分は“音楽家として不完全?”と悩んだことも。

本当に歌詞は、そんなに大事? 歌詞がなかった時代のクラシックだって、今でも世界中の人を感動させてるのに。 歌詞と音楽の本当の関係・その重要性・現代の“歌詞信仰”について、自分の目線で本気で考えてみる。


🎼【01】なぜ歌詞が「苦手」になるのか

多くの作曲家・ミュージシャンが、「歌詞が一番の壁」だと感じている。

  • ・実体験を歌詞にするのが苦手――そもそも“物語”がない
  • ・言葉で自分をさらけ出すのが怖い/恥ずかしい
  • ・メロディは降りてくるけど、歌詞は“言葉のパズル”で苦痛
  • ・「名曲っぽい」「いい話」だけど、“ウソ臭さ”に自分で耐えられない
  • ・完成した曲に“自分の本心”をぶつけることに抵抗がある
POINT: 歌詞が苦手=音楽が下手ではない。 「曲だけで伝えたい」「言葉に縛られたくない」 そんなクリエイターは本当に多い。

【心の声】
「“実体験から歌詞を書け”と言われるけど、 そんな“映画みたいな人生”を生きてない。 だから無理に“感動話”や“恋バナ”を作ろうとして、
どんどんウソっぽくなるのが嫌だ。」


🎹【02】クラシック・インストに歌詞はなかった――でも名曲は生まれた

モーツァルト、ショパン、バッハ――
クラシック音楽の大半は「歌詞なし(インスト)」だった。
それでも何百年も世界中で愛されている。

  • ・ピアノソナタ、交響曲、協奏曲…全てインストで感動できる
  • ・映画音楽やゲーム音楽も「歌詞なし」で名曲多数
  • ・メロディ、ハーモニー、リズムだけで人の心は動く
POINT: “歌詞がなくても、音楽は成立する”。 実際「歌詞ゼロ」で涙した経験がある人は多い。

【体験談】
「インストで“何も言葉がない”からこそ、
聴く人それぞれが“自分だけの物語”を作れる。 “歌詞がない”=“自由”だと思っている。」


📝【03】なぜ“歌詞信仰”がここまで強くなったのか

J-POPやK-POP、ロック、アイドル… 今のヒット曲は「歌詞」が中心になっている。 なぜこんなに歌詞が重視される時代になったのか?

  • ・SNSやYouTubeで“歌詞の共感”がバズりやすい
  • ・「自分語り」「実体験共有」が時代のムードになった
  • ・MVやカラオケで「言葉」が見えるから“直接的な共感”が生まれやすい
  • ・推し活・ファン文化で「歌詞の意味考察」がブームに
POINT: 「歌詞の物語=アーティストの“心”」という幻想が、 現代の音楽を覆っている。

【気付き】
「歌詞を“120%にする魔法”と持ち上げすぎじゃないか?」 クラシック好きな自分は、今でもそう思う時がある。


🌈【04】実体験じゃない歌詞は“ウソ”?

よく「実体験からしか名曲は生まれない」と言われるが、 実は「実体験=名作」でも「フィクション=ダメ」でもない

  • ・“空想”や“想像”から生まれた歌詞も山ほどある
  • ・「物語」や「登場人物」を演じて書くこともOK
  • ・ヒット曲でも“作家が自分の人生じゃないこと”を歌ってる例は多い
POINT: 「本音」だけじゃなく、「作り物」や「憧れ」「妄想」も全部音楽にできる。

【現場の実感】
「自分の人生に“すごいドラマ”なんてなくていい。 人の心を動かすのは“正直な感情”だけじゃなく、“言葉のリズム”や“雰囲気”でも十分。」


🌀【05】歌詞がなくても“最高の音楽”は作れる!

「歌詞をないがしろにするな」と怒られた。 でも、“歌詞中心じゃない”音楽も、実はめちゃくちゃ素晴らしい。

  • ・ボーカロイド曲や洋楽でも「歌詞が聞き取れなくても」バズる曲は多い
  • ・ダンスミュージック、トランス、EDM、ゲーム音楽――「歌詞より音」が主役の曲が再ブーム中
  • ・BGMや劇伴、CM音楽は「言葉なし」で“感情”や“物語”を届けている
POINT: 「歌詞が苦手」=「音楽の才能がない」じゃない。 “音”だけで勝負できる音楽も、必ず必要とされている。


🎤【06】それでも“歌詞”が音楽に与える「奇跡」もある

ここまで歌詞に否定的に見えるかもしれないが、 やはり「歌詞があることでしか生まれない感動」もあるのは事実。

  • ・「たった一行」が一生の思い出になるパワー
  • ・聴く人が“自分の人生”を投影しやすい「言葉の共感」
  • ・“音楽のメッセージ性”や“時代の声”は歌詞でしか伝わらないこともある
  • ・SNSやカラオケ時代には“言葉の拡散力”がやっぱり大きい
POINT: 「歌詞の奇跡」は確かにある。 でも、それは「絶対条件」じゃない。 「音」か「歌詞」か、どちらに重きを置くかは“自分次第”でいい。

【実感】
「歌詞がピタッとはまった時の“ゾクゾク感”は確かにある。 でもそれは“滅多にない幸運”。
必ずしも“名曲=名詞”とは限らないと思う。」


🌟【総まとめ】歌詞に縛られず、あなたの“音楽”を作ろう

歌詞が苦手でも、あなたは音楽家。
実体験がなくても、フィクションでも、どんな形でもOK。

「歌詞がなくても音楽は成立する。」
でも、歌詞があれば“奇跡”が起こることもある。

どちらも大事で、どちらも絶対じゃない。
一番大事なのは、「自分が楽しい」と思える音楽を作り続けること。

歌詞をないがしろにしない――でも、「歌詞ありき」じゃない。
あなたのペースで、あなたらしい“音”を重ねていけばいい。


🎀【関連リンク&おすすめSNS】

「歌詞が苦手でもいい。
自分だけの音楽を、自由に作っていこう!」

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