友利新氏のYouTubeチャンネルにおいて、「医師は絶対にやらない間違った健康法」についての動画が公開されました。この動画では、医師の立場から見た、一般的に広まっている健康法のうち、誤解や誤った情報が含まれているものを紹介しています。

まず、友利氏は自身が医師であることから、日々の健康管理の重要性を強調しました。彼は、医師たちは病気と向き合う日々を過ごしているため、自身の健康にもしっかりと気を配る必要があると述べています。一方で、健康法は様々なものが存在し、例えば特定のお水を大量に摂取したり、特定の食事だけを摂るなど、さまざまなブームが存在していることも指摘しています。

しかし、医師たちはこれらの健康法をすべて実践しているわけではないと友利氏は述べています。特に一般的に良いと思われていることの中には、実は医師がほぼ行わないことが多く存在します。そこで、友利氏はその中から5つの健康法を取り上げ、視聴者に紹介しました。

一つ目は、風邪を引いた時に風邪薬を飲むことです。友利氏は、実際には風邪を治す効果のある薬は存在しないと説明しています。風邪薬は、風邪の症状を緩和するものであり、早く治る効果はないと述べています。ただし、頭痛や喉の痛みを和らげるために風邪薬を服用することは、症状の軽減に役立つ場合もあるとしています。

二つ目は、風邪の時に抗生物質を服用することです。友利氏は、風邪はウイルスによるものであり、抗生物質はウイルスに対しては効果がないことを説明しています。抗生物質は細菌に対して効果を発揮するものであり、ウイルスには効果がありません。抗生物質の乱用は、耐性菌の増加や腸内細菌のバランスの乱れを引き起こす可能性があるため、医師は風邪の治療において抗生物質の使用を避ける傾向があります。ただし、風邪によって中耳炎などの合併症が生じた場合には抗生物質の使用が必要となることもあります。

三つ目は、白湯を飲むことです。友利氏は、最近白湯が注目されているが、医師が積極的に推奨しているわけではないと述べています。白湯には体を温める効果があるとされますが、科学的な根拠は乏しいため、必ずしも健康に良いとは言えないとしています。体感的に効果があると感じる場合は個人の好みによるものであり、一概には言えません。

四つ目は、毎日3色の食事を摂ることです。友利氏は、3色の食事は健康に良いと言われていますが、最近ではこの考え方に疑問を持つ医師も増えていると指摘しています。食事のバリエーションやカロリー摂取量にも注意が必要であり、無理な食事制限やカロリー過多は生活習慣病のリスクを高める可能性があるため、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。

最後に、友利氏は食品を化粧品として使用することについて言及しています。食品はアレルギーを引き起こす場合があり、肌に直接塗布することでアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、医師は食品を化粧品の代用として使用しないことを推奨しています。化粧品は皮膚に安全な成分で作られており、皮膚に直接適用することに特化しています。

以上が、友利新氏の動画で紹介された医師が避けるべき健康法の概要です。

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