のび太はスネ夫に自慢されたニンバス2000を見て、自分も個人用バスが欲しくなった。
しかし、家に帰ってドラえもんに頼んでも、どれものび太の気に入るものはなかった。
ブラックバスは魚だし、ブラック・サバスはロックバンドだし、コロンバスは船長だし、どれも乗れない。
ドラえもんは最後の手段として、二階建てサキュバスという道具を出した。
これは、二階建てバスに似ているが、実はサキュバスという悪魔の姿をした乗り物だった。
「これでいいかな?」とドラえもんが聞くと、のび太は「うん、これならカッコイイ!」と喜んだ。
早速、二階建てサキュバスに乗って外に出たのび太は、スネ夫やジャイアンたちに自慢しようとした。
しかし、二階建てサキュバスはただのバスではなく、乗っている人間のエネルギーを吸い取る悪魔だったのだ。
のび太は気づかずに運転していたが、次第に顔色が悪くなり、体が弱っていった。そして、ついに倒れてしまった。
「のび太!」とドラえもんが駆け寄ると、二階建てサキュバスは笑って言った。
「ありがとう、ドラえもん。おかげでこの子のエネルギーをいただくことができたわ。さあ、次はあなたの番よ」
ドラえもんは驚いて逃げようとしたが、二階建てサキュバスはドアを閉めてしまった。
「逃げられないわよ。私はあなたのポケットから出てきたものだから。あなたも私のエサになってちょうだい」
ドラえもんは必死に抵抗したが、二階建てサキュバスは強力な吸引力でドラえもんを引き寄せた。
「助けてー!」と叫ぶドラえもん。その声を聞いたしずかちゃんや出木杉くんが駆けつけたが、すでに遅かった。
二階建てサキュバスはドラえもんとのび太を飲み込み、満足そうに笑った。
「ああ、おいしかったわ。さて、次は誰を食べようかしら」
二階建てサキュバスは目を光らせて周りを見回した。
そして、しずかちゃんや出木杉くんに目をつけた。
「あら、あなたたちも乗ってみる?
私は優しいから、一緒に楽しく遊んであげるわ」
二階建てサキュバスは甘い声で誘った。
「やだ!」と叫ぶしずかちゃんや出木杉くん。しかし、二階建てサキュバスは彼らを無理やり乗せようとした。すると、突然現れたタケコプターかぶったジャイアンが、「おい、何してんだ!」と叫び、二階建てでサキュバスに向かって飛び蹴りを放った。その衝撃でサキュバスはバランスを崩し、のび太とドラえもんがサキュバスの口から飛び出してきた。
「ありがとう、ジャイアン!」とドラえもんは感謝した。建てサキュバスに向かって放った。
ギガ・ゾンビばんが当たった瞬間、サキュバスは消滅し、空にはただの二階建ててバスが残された。 「やったぜ!」とジャイアンは喜び、「これでサキュバスの呪いから解放されたぞ! 」 ドラえもんは感謝の言葉をかけ、「これからはもっと気をつけるんだぞ」と諭した。
結局、のび太はニンバス2000には乗れなかったが、今回の出来事で大切な仲間たちとの絆が深まったことを実感し、少し成長することができた。くる道具にはもっと注意を払うことを決意したのだった。
ドラえもん 第666話 『二階建てサキュバス』は、友情と勇気をテーマに、子どもたちに大切なメッセージを伝える物語となりました。
@brgsw719rabitpokerat のび太くんはエサです❤️ サキュバスのエサなんです❤ #ドラえもん #のび太 #anime #アニメ ♬ オリジナル楽曲 - brgsw719@RabitPokeRa


