ドラえもん 第666話『フロギストン精錬機』のあらすじ
のび太は、古い金属製のおもちゃを見つけるが、錆びて汚れていて使えないと思ってしまう。
ドラえもんは、フロギストン精錬機という道具を出して、金属に含まれるフロギストンという物質を抜き出すことができると説明する。
フロギストンは、金属が錆びたり変色したりする原因であり、抜き出したら金属は新品同様になるという。
のび太は早速おもちゃを精錬機に入れてみると、本当にピカピカになって驚く。ドラえもんは、フロギストンを集めれば色々な物に変えられると言って、のび太を誘う。
二人は近所の廃品回収所や工場などで金属製の物を拾って精錬機にかけていく。フロギストンは赤い液体になって溜まっていくが、どうやら量が足りないらしい。
ドラえもんは大胆な提案をする。それは、タイムマシンで過去や未来の時代に行って金属製の物を持ち帰ることだった。のび太は危険だと反対するが、ドラえもんは大丈夫だと言って強引に連れ出す。
二人は時代を飛び回りながら色々な金属製の物を手に入れて精錬機にかける。しかし、そのせいで歴史や未来が大きく変わってしまうことに気付かない。
例えば、縄文時代から土器や石器ではなく鉄器や青銅器が発見されたり、中世ヨーロッパでは騎士たちが鋼鉄ではなくチタン合金の甲冑や剣を使ったり、
近未来では宇宙船やロボットがアルミニウムではなくナノチューブで作られたりするようになる。
最後に二人が訪れたのは遥か未来の世界だった。そこでは人類は滅亡しており、地球上に残された唯一の生命体は巨大化した金属食虫菌だった。
その菌はあらゆる金属製の物を食べ尽くしており、二人が持ってきたタイムマシンも狙われる。ドラえもんとのび太は必死に逃げるが追い詰められてしまう。
そこでドラえもんは最後の手段として精錬機から溢れ出したフロギストンを菌に向かって投げつける。すると菌は一瞬で爆発して消滅する。
ドラえもんはフロギストンが強力な爆発物だったことを思い出す。そして二人はタイムマシンで現代に戻ろうとするが、その時タイムマシンから警告音が鳴る
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