オープンワールドARPG『原神』に登場する敵キャラクター「ファデュイ・雷蛍術師(らいけいじゅつし)」をご存じでしょうか?
この雷蛍術師は別段特別な敵でもなく、フィールドに何体もいる通常エネミーの一種です。ただし、ヒルチャールやアビスの魔術師などに比べると危険度は高く、なめてかかると死にます。私も初心者のころに、「なんか可愛い女の子が歩いてる!」と不用意に近づいて死にかけました。
攻撃のたびに漏れるダメージボイスは喘ぎ声と言っても過言ではなく、プレイヤーの性欲にダイレクトアタック。テイワット大陸の歩く18禁とはまさに彼女のこと。男主人公を選んだ私は、雷蛍術師にたべられる空くんを幻視しました。
雷蛍術師の魅力は声だけにとどまらず、あざとさを感じる耳付きのフード、ボディラインを見せつけるピッチリスーツ、ワンポイントにモフモフを入れつつ、かわいさとカッコよさを両立したコート、おまけに目隠し属性まで備えています。
周囲には「雷蛍」も飛び交い、すでに臨戦態勢ですね。甲高い声でこちらの嗜虐性を煽る雷蛍術師ですが、実は本人も嗜虐性の持ち主。
こちらを殺る気満々でも、「これから始まるのは楽しいことだよ♡」と言いたげな雰囲気が堪りません。
ここまで雷蛍術師を語ってきましたが、彼女の派生である「ファデュイ・氷蛍術師(ひょうけいじゅつし)」も生物誌で観察しましょう。氷蛍術師は、ドラゴンスパインの開放に伴い実装された雷蛍術師の氷バージョンです。こちらもエロボイスの持ち主ですが、雷蛍術師とは方向性が異なります。
こちらを積極的に責めるのが雷蛍術師だとすれば、氷蛍術師はこちらを手のひらで転がすお姉さんタイプ。戦闘中は「あたしに見とれてた?」「あたしに近づきたい?」「まだダメ♡」など、魔性な声が響きます。男主人公を選んだ私は、焦らしプレイに悔し涙を浮かべる空くんを幻視しました。