
思春期ニキビは多くの若者が経験する肌の問題です。しかし、「大人になったら自然に治るよ」という安易な言葉が、ニキビ治療の進歩を妨げていることをご存知でしょうか。今回は、この問題について考えてみたいと思います。
中学生の頃、ニキビが出始めたときに医師が「イソトレチノイン」を処方してくれたら、今頃は違った状況にあったかもしれません。イソトレチノインは強力な抗アクネ薬で、適切に用いればニキビを根本から治すことが可能です。しかしこの薬は、副作用が強く、知識や経験を持つ医師の指導が必要です。
一方、現代ではSNSや個人輸入などで自分で情報を得て、自己判断で治療を行う人も増えています。しかし、その行為はリスクも伴います。自分で薬を選ぶことで、適切な医療の機会を逃してしまう可能性があるのです。
私が通っていた最寄りの皮膚科では、「アキュテイン(イソトレチノインの商品名)」どころか、ピルがニキビに効果があるという知識すら持っていないようでした。このような医療機関が存在する現状を改めて考える必要があります。
一般的にピルは、女性ホルモンのバランスを整えることでニキビの改善に寄与します。しかし、この治療法について理解が浅い医師に対処してもらうと、ニキビの症状が改善しないばかりか、さらに悪化する可能性もあります。
"大人になったら治る"という安易な言葉の裏には、ニキビという症状を深刻に捉えていないという問題があります。しかし、実際には、ニキビは大人になってもなかなか治らず、場合によってはニキビ跡として永遠に肌に残ることもあるのです。
ニキビは皮膚の表面の問題だけでなく、患者の心理的ストレスや自尊心にも大きな影響を及ぼします。また、大人になってからもニキビに悩む人は多く、皮膚科の専門家としてこれを無視するわけにはいきません。
これからの皮膚科医療に求められるのは、ニキビという症状を真摯に捉え、適切な治療を行うことです。それには、イソトレチノインやピルといった有効な治療法についての深い理解と、それらを適切に使用する能力が必要です。
また、患者に対する適切な情報提供も欠かせません。特に若い患者は、自分の症状について混乱していることが多いため、医師から正確な情報を得ることで安心感を得られるはずです。このようなコミュニケーションの取り組みは、患者と医師の信頼関係を築く上でも非常に重要です。
「ニキビなんて大人になったら治るよ」という言葉が象徴するような、安易な考え方から脱却し、患者一人一人の肌の問題に真剣に向き合うこと。それが、皮膚科医療が進化し続けるための第一歩と言えるでしょう。
今はsnsもあるし個人輸入もあるし賢い子は病む事もない
ニキビなんて大人になったら治るよーなんて大嘘つきやがったせいで取り返しのつかない事態に
ヤブ医者死ね
金もかかるし血液検査もやらんといけない
そしてやめると皮脂がドバドバでてニキビまみれになる
せめてビタミンCを塗るだけでも皮脂抑制、毛穴引き締めになると教えて欲しかったね