経験人数8,000人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人が、女性の性に関するお悩みに答えます。

匿名:サチコ・31歳



 ここ最近出会った男性が立て続けに、「フェラはさせるけどクンニはしない」タイプの男性でした。



 一人はフェラをしたあとすぐに挿入しようとしてきて、びっくりしました。もちろんこちらはまったく濡れておらず、気まずい空気になりました。

 フェラをしている時、女性も気持ちいいと思っている男性って、案外いるのでしょうか?

 また、ちゃんと前戯でギブ&テイクしてくれる男性を、会話やしぐさなどから事前に知ることが可能でしょうか? もし見分ける方法があったら知りたいです。



森林の回答



 僕の中では、“クンニしないは泥棒の始まり”っていうくらい、しない男は人格的に信用なりません。クンニしないのにフェラはさせるなんてもっての他です。100万歩譲って、フェラしなくていいからクンニもしない、なら仕方ないけれど。

 セックスの快感度を決めるのは、性器の性能ではないんです。性器以外でどれだけ交わり繋がれるかで左右されるので、キス、前戯、肌の触れ合い(抱擁)、言葉、見つめ合いが重要です。小出恵介はヤリチンでも、船越英一郎は勃たなくても、クンニをしっかりする派だったら話は違ってたんじゃないかっていうくらい、セックスの後味が変わります。クンニをいっぱいされたらヤリ捨てされたとは思わないし、やっつけてやりたいなんて考えないと思うんですよね。まぁこれは僕の超個人的な意見ではありますが……。

「舐めない男」の3つの理由

 僕が知る限り、クンニをしない理由は大きく3つあります。



1. 膣やその周りを汚ないと思っている
2. 相手を悦ばせたいというサービス精神の欠如
3. 女性は常に濡れているという思い込み



 いずれも経験不足からくるものですが、1.の場合、実際に不潔な膣に出会ってトラウマになった、という可能性はあります。膣や周辺(陰唇の溝、クリトリスの包皮の中)に恥垢が溜まっていたり、病気のせいで異様な匂いを発していたり、時にはトイレットペーパーのカスが付着していることもあったりと、汚物という印象を抱かざるを得ない状況があったのかもしれません。

 また、そもそも他人の体液や粘膜が苦手という人もいます。何かしらそうなるきっかけとなる出来事があったのでしょうが、そこと向き合い克服していく気が本人になければ変わることはないので、そういう人は残念ですがセックスしない方がいいと思います。もし気持ちよくなりたいならオナホールで自己完結してもらいましょう。

 それから、相手を楽しませたい、喜ばせたいという気持ちが欠如している人は、自分が気持ちいいわけでもないのに面倒くさいなぁ~と考えるみたいです。つまらない考え方ですね。こういう人とはセックス以外でも、何かを一緒にしても楽しくならないですよね。相手からの奉仕を前提にするとガッカリすることになりがちですが、自分ファースト過ぎる人と一緒にいると、自分の存在が無視されているようで虚しくなります。こういう人は、一度ガツンと怒られないとわからないでしょう。怒られ、気づくという経験が必要で、また、そこからどう学んでいくかも大切です。

 それと、マンガやAVなどファンタジーの世界を現実の世界にも当てはめちゃうと、不都合が生じます。AVみたいに女性はいつも濡れていたり、フェラしているだけでビチャビチャになるわけではないと、童貞のうちに知っておくのがいいでしょう。夢を壊すようですが、AV男優だっていつでも勃つわけではないし、セックスが上手いとも限らないという理屈と一緒です。

 性活相談の第1回で「ゴムをつけたがらない男とは別れなさい」と言いましたが、クンニしない男といても幸せになれないと断言しちゃいます。

続く

以下ソース
https://joshi-spa.jp/747596

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