
第666話:『ダクネス・・・くすぐりの刑で歓喜する』
悪名高い冒険者たちのパーティーは再び躓き、今度はダクネスが中心となる。ある日、彼女が魔族の罠に嵌まり、くすぐりの刑に処されてしまう。しかし、これが彼女のマゾヒスティックな性格を刺激し、逆に楽しんでしまう事態に。
「くすぐりの刑なんて、そんな罠にはまるなんて、ダクネス、お前ってば…」とカズマは頭を抱える。
一方、ダクネスはくすぐりの刑を全く苦痛に思わず、むしろ喜んでいる。「ああ、こんなにくすぐられたことなんて、今までなかったわ!」
アクアとめぐみんも驚きつつも、やはりダクネスを助けなければならない。アクアは祝福の魔法を試みるものの、ダクネスの興奮は次第に高まるばかり。
そこでカズマは新たな作戦を思いつく。めぐみんに「エクスプロージョン」の魔法を使わせ、その衝撃でダクネスを解放しようとする。しかし、それが裏目に出て、ダクネスはさらに喜び、「もっとくすぐって!」と叫ぶ。
「こんなことなら、もうお前を放っておけばよかった…」とカズマはため息をつく。しかし、パーティーメンバーとして、ダクネスを見捨てるわけにはいかない。
最終的に、アクアが祝福の魔法でくすぐりの刑を無効化することに成功する。ダクネスは「もっと続けてほしかったのに…」と不満そうだが、他のメンバーはほっと息をつく。
「これ以上、ダクネスを見ていたら、僕たちも変になってしまうからさ…」とカズマは苦笑いを浮かべる。
このエピソードは、ダクネスのマゾヒスティックな性格をフルに活かし、彼女の個性を再認識させる一方で、カズマたちの結束力と友情を描く。また、くすぐりの刑というユーモラスな設定を通じて、視聴者に笑いを提供する。


