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無音も、不協和音も、“わり”から“始まり”も…理論じゃ説明できない求め

音楽理論を越えて ――理論派と感覚派、そのあいだにある“マジック”
無音も、不協和音も、“終わり”から“始まり”も…理論じゃ説明できない何かを求めて

「音楽理論って本当に大事?」
「理論通りに作ればいい曲になる?」
「自分は理論派?感覚派?――答えは、どっちでもない!」

音楽理論――スケール、コード進行、和声、リズム…
楽譜どおりに組み立てれば「正しい」曲ができる。
でも本当に「それだけ」で心に残る曲になる? 感覚派――耳・手・心のままに作る。
「理論じゃ説明できない“何か”」が生まれることも多い。
でも、時には“ただの偶然”で終わることも。

現場で感じること――“理論”と“感覚”のあいだにこそ、“音楽のマジック”が潜んでいる。


🎼【01】音楽理論の「力」――土台があるから冒険できる

まず理論は絶対に無意味じゃない。 むしろ音楽の「土台」として、

  • ・“この和音から次はこの和音”という“黄金パターン”がわかる
  • ・転調、代理コード、テンション…“ルールを知る”ことで“裏ワザ”も使える
  • ・「なぜこの曲は気持ちいいのか?」を“言葉”や“数式”で説明できる
  • ・セッションやプロの現場で「共通語」になるから時短・効率UP!
POINT: 理論は「音楽の地図」
でも、地図があっても“未知の道”にこそ冒険がある。

【体験談】
「理論を学んでから“コード進行で詰まる”ことがほぼなくなった。 でも、理論だけだと“予定調和”ばかりになって曲が“つまらなく”なることも…。」


✨【02】感覚派の自由――“偶然の出会い”が生む魔法

“耳と心だけで作る”感覚派には、

  • ・予想外の展開、思いつきのメロディやリズム
  • ・「今この瞬間にしか出せない」空気感
  • ・和音の“破壊”、構造の“断絶”、無音やノイズを“音楽”にしてしまう冒険
  • ・“理論上は不自然”でも“やってみたら最高”な偶然が生まれる
POINT: 感覚派の強みは「発見と驚き」
音楽に“正解はない”と本気で信じているからこそ、
世界に新しい“音の道”をつくれる。

【体験談】
「耳コピで覚えたメロディを逆再生したり、たまたま弾いた不協和音が新しい“美”になる。 “セオリー違反”が、逆に“時代の音”になる快感を知った。」


🌀【03】理論通りで“いい曲”はできるのか?

正直、理論通りに作れば“悪い曲”にはならない。

  • ・コード進行は美しく自然につながる
  • ・メロディも「王道感」があって“外さない”
  • ・安心して聴ける「ハズレなし」の仕上がり
でも、“何か”が足りないことも多い
  • ・“全部計算通り”で、意外性も驚きもない
  • ・「どこかで聴いたことある」感が強くなる
  • ・リスナーの心に“傷”や“違和感”を残せない
POINT: 理論は「安全運転」には最高。でも、“魔法”を生むには「逸脱」や「偶然」も必要!


🎩【04】音楽の“マジック”――理論を超える瞬間

ここが一番面白いところ。 理論の枠を越えたところに、“マジック”が生まれる。

  • ・“無音”の一瞬が、リスナーの時間を止める
  • ・“不協和音”が、次の和音を“より美しく”聴かせるためのスパイスになる
  • ・“理論上つながらない”終わりのコードと始まりのコードも、“エフェクト”や“間”で強引に繋がる
  • ・“ズレ”や“ひっかかり”が、逆に“クセになる”快感を生む
POINT: 理論では説明できない「ズレ」「断絶」「ノイズ」「偶然」… これらすべてが、“音楽だけの魔法”を生む“原石”になる!

【現場エピソード】
「“理論上は絶対つなげない”2曲をDJで繋いだら、 最初は“事故”に聴こえたのに、“無音”を挟んだだけで“奇跡のグルーヴ”になった。 その瞬間フロアが爆発、みんな叫び声を上げてた――あれは理論を超えた瞬間。」


🔍【05】“終わりから始まり”のマジック――常識の逆にこそ新しい音楽がある

「このコードで曲は終わる」「始まりは必ずトニック」
――そんなルールを“ひっくり返す”だけで、 音楽はどこまでも新しくなる。

  • ・アウトロからいきなりイントロへ“強引に”ジャンプする
  • ・曲の終わりに“ディレイ”や“逆再生”を入れて“始まり”に戻る構成
  • ・サブドミナント→ドミナント→別曲のトニックへ繋ぐ、DJ的手法
  • ・“無音”や“エフェクト”で“間”を作り、どんな和音も次に“無理やり繋げる”
POINT: 「理論上無理」でも、「耳が気持ちいい」なら全部アリ! それが現代音楽の“実践知”。


🧬【06】“理論より脇に新しい何か”を発見する時代

音楽の歴史は「理論の進化」=「新しい音の発見」の連続。
・バッハもジャズもロックも、最初は全部“逸脱”から始まった。

  • ・古典和声→ブルーノート→ジャズのテンション→現代の不協和音
  • ・“ノイズ”“サンプリング”“エフェクト”“DAW”で理論を壊す現代
  • ・AIマスタリング、DJのミックス、TRANCEの継ぎはぎ構成…
POINT: 理論の“脇道”で生まれた“発見”が、音楽を一気に進化させてきた。 「正解」や「常識」にとらわれない人が、新時代を切り拓いてきた!

【現場実感】
「理論を学びながら“裏切る快感”を知ったとき、自分の音楽が一気に面白くなった。 正しい進行も大事だけど、“ちょっとズラす”“ちょっと壊す”だけで、全部が新しく聴こえる。」


🌟【総まとめ】理論も感覚も超えて、“音楽の可能性”は無限

音楽理論は確かに大事。
でも、理論だけじゃ絶対にたどり着けない“マジック”がある。

感覚・偶然・違和感・矛盾・ノイズ・無音―― 理論の枠を一歩越えたところに、“新しい音楽の未来”が必ずある。

理論と感覚、両方を持って
「この先に何がある?」を一緒に発見し続けよう。

「耳が気持ちいい」「心が動く」――その瞬間こそ、理論も超える“音楽だけの魔法”!


🎀【関連リンク&おすすめSNS】

「音楽理論を知って、思いっきり裏切れ!」
その先にしかない“音楽の未来”、一緒に見つけていきましょう。

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