ドラえもん　第666話『食べられないパン』のあらすじ

2023年4月2日 2023年4月2日

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のび太は、朝からお腹が空いていたが、母親にパンを買ってきてくれと頼まれる。
パン屋に着くと、一番美味しそうなパンが目に入った。
のび太は思わずそのパンを買ってしまうが、それは「食べられないパン」だった。
このパンは、どんなにかじっても減らないし、味もしないという不思議なパンだった。

ドラえもんに相談したのび太は、このパンを使ってジャイアンやスネ夫をからかおうと考える。
しかし、その計画は裏目に出て、のび太はジャイアンやスネ夫に追いかけられることになる。
逃げ込んだ先で、のび太は食堂で働く少女・リカちゃんと出会う。リカちゃんは貧しい家庭で育ち、毎日お腹を空かせていた。

のび太はリカちゃんに同情し、食べられないパンをあげることにする。
しかし、リカちゃんはそのパンが食べられないことに気付き、悲しくなる。
ドラえもんはリカちゃんを励まそうと、「食べられるようにする道具」を取り出すが、それは「食欲増進剤」だった。
この剤を使うと、どんなものでも美味しく感じるようになるが、同時にお腹が空き続けるようになる。

ドラえもんは間違えてリカちゃんにその剤を与えてしまう。
リカちゃんは食欲旺盛になり、食べられないパンをかじり続ける。
しかし、満足感が得られないばかりか、ますますお腹が空くようになる。
ドラえもんとのび太は慌てて解毒剤を探すが見つからない。

そこでドラエモンは、「時間逆行マシーン」で時間を戻して事態を修正しようとする。
しかし、「時間逆行マシーン」も故障しており、「時間停止マシーン」だった。
「時間停止マシーン」を使って時間を止めたドラエモンとのび太だったが、「時間停止マシーン」も壊れて動かせなくなってしまった。

結局ドラエモンとのび太は時間停止状態で動けなくなり、「食欲増進剤」で苦しむリカちゃんや追跡中のジャイアントやスネオ達から助けてあげられませんでした。