【給付金詐取】40社×200＝８０００万円　ペーパーカンパニー利用　職業不詳の２人を逮捕

　新型コロナの影響で収入が減った企業への「持続化給付金制度」を悪用し、およそ８０００万円をだまし取ったとみられる男２人が警視庁に逮捕されました。

　詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも職業不詳の磯辺裕樹容疑者（５８）と天野宏容疑者（６５）です。磯辺容疑者らは今年３月、新宿区を本社とするペーパーカンパニーを悪用し、コロナ禍で売り上げが減ったとうその申請を行い、政府の「持続化給付金」２００万円をだまし取った疑いがもたれています。

　申請をしたのは磯辺容疑者で、天野容疑者がペーパーカンパニーの代表取締役を装い、２００万円を２人で折半していたとみられます。取り調べに対し、２人は容疑を認めているということです。

　警視庁は、磯辺容疑者が同様の手口でおよそ４０のペーパーカンパニーを悪用し、８０００万円ほどの給付金をだまし取っていたとみて実態の解明を進めています。

https://www.youtube.com/watch?v=3EB21kb5Nwo

持続化給付金８０００万円詐取か ４０社のペーパーカンパニー悪用
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4405245.html