1: Grrachus ★ 2023/05/05(金) 19:41:31.19 ID:/MJcxR3E
5/5(金) 10:59 デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/944712ec946da5375f976a36c91c3cae0986a6c9
身寄りのないおすぎとピーコが「老老介護」状態となったのは、仕方のないことだったのだろう。しかし、周囲の支援さえあれば、ピーコが酒を盗んで逮捕されるという事態は避けられたのではないか。認知症になった二人の「悲哀物語」、その一部始終をたどる。
【写真】胸の内を明かした美川憲一
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/08211056/?photo=1
***
『ピーコ伝』(2001年刊)はピーコ(78)こと杉浦克昭氏の著書である。LGBTQなどの概念がまだ広く認知されていなかった1975年、おすぎこと杉浦孝昭氏(78)との双子のユニットとして芸能界デビュー。共にゲイであることを隠さず、ピーコはファッション評論家、おすぎは映画評論家としてもテレビ、ラジオなどで活躍した。糸井重里氏が聞き手を務め、ピーコの生い立ちなどが赤裸々に語られている『ピーコ伝』の終盤に次のような記述がある。
〈わたしは、ひとに余分な迷惑をかけたくないといつも思っているの。いずれ死んじゃうわけですから。残ったからだは片づけをお願いしなければならないけど、身ぎれいにだけはしていたい。(中略)なぜそう思うのかというと、人目を気にしているからではなくて、自分自身が身ぎれいに生きたい、と強く思っているからです。自分自身でちょっとどこかを律してキレイでいられることで、年寄りくさくならないとか……〉
自分で自分を律することへの強い思いが伝わってくるが、そんなピーコが現在の自身の境遇を冷静に眺められたとしたらどう感じるだろうか。テレビの中で繰り広げられていた、おすぎとの丁々発止のやり取りとマシンガンのごときトーク。それとは打って変わった二人の「現在地」を巡っては、全盛期を目撃した多くの人が悲哀や寂しさに似た感慨を抱くのではなかろうか。
20年に同居がスタート
二人の身辺に異変が生じていることは、ここ1年ほどの女性誌の見出しを並べるだけでも明白だ。
〈ピーコの幻迷「老老介護の果てに」〉(「女性セブン」22年5月26日号)
〈エアコンとテレビをつけたままピーコが「消えた!」〉(「週刊女性」23年4月25日号)
〈ピーコ 哀しき「万引き常習」 施設で保護の寄る辺なさ〉(「女性セブン」23年5月4日号)
おすぎとピーコの身に何が起こっているのか。ピーコの元マネージャーは、
「二人は今、別々の施設で暮らしています。二人には親族はいませんし、現在、身の回りの世話をする人もいません」
二人が施設に入る前に一時期同居していたマンションは、神奈川県横浜市西区にある。
「あのマンションの部屋は元々ピーコさんとおすぎさんお二人のお姉さんが所有していたのですが、彼女が10年ほど前に亡くなったことで、おすぎさんの持ち物になりました」(ピーコとおすぎの共通の知人)
その後、おすぎの知人らしき家族が暮らしていたそのマンションにピーコが越してきたのは、20年の春頃だった。
「それからしばらくピーコさんはそこで一人暮らしをしていました。そして21年秋頃、おすぎさんが当時暮らしていた福岡の博多からそのマンションに引っ越してきたのです。認知症が進んでいた様子だったので、ピーコさんが心配してそうしたのだと思います」(同)
https://news.yahoo.co.jp/articles/944712ec946da5375f976a36c91c3cae0986a6c9
身寄りのないおすぎとピーコが「老老介護」状態となったのは、仕方のないことだったのだろう。しかし、周囲の支援さえあれば、ピーコが酒を盗んで逮捕されるという事態は避けられたのではないか。認知症になった二人の「悲哀物語」、その一部始終をたどる。
【写真】胸の内を明かした美川憲一
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/08211056/?photo=1
***
『ピーコ伝』(2001年刊)はピーコ(78)こと杉浦克昭氏の著書である。LGBTQなどの概念がまだ広く認知されていなかった1975年、おすぎこと杉浦孝昭氏(78)との双子のユニットとして芸能界デビュー。共にゲイであることを隠さず、ピーコはファッション評論家、おすぎは映画評論家としてもテレビ、ラジオなどで活躍した。糸井重里氏が聞き手を務め、ピーコの生い立ちなどが赤裸々に語られている『ピーコ伝』の終盤に次のような記述がある。
〈わたしは、ひとに余分な迷惑をかけたくないといつも思っているの。いずれ死んじゃうわけですから。残ったからだは片づけをお願いしなければならないけど、身ぎれいにだけはしていたい。(中略)なぜそう思うのかというと、人目を気にしているからではなくて、自分自身が身ぎれいに生きたい、と強く思っているからです。自分自身でちょっとどこかを律してキレイでいられることで、年寄りくさくならないとか……〉
自分で自分を律することへの強い思いが伝わってくるが、そんなピーコが現在の自身の境遇を冷静に眺められたとしたらどう感じるだろうか。テレビの中で繰り広げられていた、おすぎとの丁々発止のやり取りとマシンガンのごときトーク。それとは打って変わった二人の「現在地」を巡っては、全盛期を目撃した多くの人が悲哀や寂しさに似た感慨を抱くのではなかろうか。
20年に同居がスタート
二人の身辺に異変が生じていることは、ここ1年ほどの女性誌の見出しを並べるだけでも明白だ。
〈ピーコの幻迷「老老介護の果てに」〉(「女性セブン」22年5月26日号)
〈エアコンとテレビをつけたままピーコが「消えた!」〉(「週刊女性」23年4月25日号)
〈ピーコ 哀しき「万引き常習」 施設で保護の寄る辺なさ〉(「女性セブン」23年5月4日号)
おすぎとピーコの身に何が起こっているのか。ピーコの元マネージャーは、
「二人は今、別々の施設で暮らしています。二人には親族はいませんし、現在、身の回りの世話をする人もいません」
二人が施設に入る前に一時期同居していたマンションは、神奈川県横浜市西区にある。
「あのマンションの部屋は元々ピーコさんとおすぎさんお二人のお姉さんが所有していたのですが、彼女が10年ほど前に亡くなったことで、おすぎさんの持ち物になりました」(ピーコとおすぎの共通の知人)
その後、おすぎの知人らしき家族が暮らしていたそのマンションにピーコが越してきたのは、20年の春頃だった。
「それからしばらくピーコさんはそこで一人暮らしをしていました。そして21年秋頃、おすぎさんが当時暮らしていた福岡の博多からそのマンションに引っ越してきたのです。認知症が進んでいた様子だったので、ピーコさんが心配してそうしたのだと思います」(同)
引用元: ・ピーコの逮捕に美川憲一は「人ごとではない」 おすぎの「死亡届」を勝手に提出していた凄絶同居生活 [Grrachus★]
2: Grrachus ★ 2023/05/05(金) 19:41:57.03 ID:/MJcxR3E
ピーコがおすぎを叱責する声が
89年、ピーコが悪性黒色腫(メラノーマ)というがんを患って左目を摘出することになった時、おすぎは、すでに決まっていた多くの仕事を肩代わりすることでピーコを助けた。そのおすぎに認知症の症状が出始めると、今度はピーコが手を差し伸べたわけだ。ただし、
「二人の同居生活はなかなかうまくいっていなかったようで、よく言い争っていました」
と、マンションの近隣住民は言う。
「買い物に行こうとする時の出がけに部屋やマンションの前で“早くしなさい”とか“何してるの!”“さっさと歩きなさい”“ちゃんと靴履きなさい”と、ピーコさんがおすぎさんを怒っているのがよく聞こえてきました。おすぎさんの認知症が思いのほか進んでいて、ピーコさんとしてもうまくいかずにイライラしていたのだと思います」
警察沙汰になったこともあったという。
「おすぎさんが行先も伝えずドテラを着てフラッと外に出たままいつまでも帰ってこない。ピーコさんはゴミ捨てにでも行ったと思っていたそうですが、全然帰ってこないので警察を呼んで捜してもらうことに。結局、おすぎさんは一人で帰ってきたそうです。それが21年の11月か12月のことで、この頃にはピーコさんも目がトローッとしてぼんやりしている様子が見られるようになりました」(先の知人)
ゴミ捨てのルールも…
戸部警察署
結局、「老老介護」は半年ももたず、22年2月頃、おすぎはマンションを出て高齢者施設に入った。
「22年の夏頃、ピーコさんが“おすぎが死んだ”と言い出しまして……」
と、先の近隣住民。
「マンションの管理組合の人によると、ピーコさんからマンション所有者の名義変更の連絡があり、おすぎさんの死亡届みたいな書類も添えられていた、と。そこで管理組合の人がおすぎさんの事務所の関係者に連絡すると、おすぎさんは死んでおらず、施設に入っているということを教えてくれたそうです」
施設に入ったに過ぎないおすぎが「死んだ」と思い込む。それはピーコをもむしばみ始めた認知症ゆえのことだったのだろうか。
「ピーコさんがマンション入り口のオートロックが開けられずまごついていたり、ようやく部屋の前まで来てもカバンの中にあるカギがうまく見つけられず、荷物を全部ひっくり返して探しているところを見たことがあります。ゴミ捨てのルールも理解できなくなっているように見えました」(同)
次ページは:マネージャーは「一切連絡してこないで」
89年、ピーコが悪性黒色腫(メラノーマ)というがんを患って左目を摘出することになった時、おすぎは、すでに決まっていた多くの仕事を肩代わりすることでピーコを助けた。そのおすぎに認知症の症状が出始めると、今度はピーコが手を差し伸べたわけだ。ただし、
「二人の同居生活はなかなかうまくいっていなかったようで、よく言い争っていました」
と、マンションの近隣住民は言う。
「買い物に行こうとする時の出がけに部屋やマンションの前で“早くしなさい”とか“何してるの!”“さっさと歩きなさい”“ちゃんと靴履きなさい”と、ピーコさんがおすぎさんを怒っているのがよく聞こえてきました。おすぎさんの認知症が思いのほか進んでいて、ピーコさんとしてもうまくいかずにイライラしていたのだと思います」
警察沙汰になったこともあったという。
「おすぎさんが行先も伝えずドテラを着てフラッと外に出たままいつまでも帰ってこない。ピーコさんはゴミ捨てにでも行ったと思っていたそうですが、全然帰ってこないので警察を呼んで捜してもらうことに。結局、おすぎさんは一人で帰ってきたそうです。それが21年の11月か12月のことで、この頃にはピーコさんも目がトローッとしてぼんやりしている様子が見られるようになりました」(先の知人)
ゴミ捨てのルールも…
戸部警察署
結局、「老老介護」は半年ももたず、22年2月頃、おすぎはマンションを出て高齢者施設に入った。
「22年の夏頃、ピーコさんが“おすぎが死んだ”と言い出しまして……」
と、先の近隣住民。
「マンションの管理組合の人によると、ピーコさんからマンション所有者の名義変更の連絡があり、おすぎさんの死亡届みたいな書類も添えられていた、と。そこで管理組合の人がおすぎさんの事務所の関係者に連絡すると、おすぎさんは死んでおらず、施設に入っているということを教えてくれたそうです」
施設に入ったに過ぎないおすぎが「死んだ」と思い込む。それはピーコをもむしばみ始めた認知症ゆえのことだったのだろうか。
「ピーコさんがマンション入り口のオートロックが開けられずまごついていたり、ようやく部屋の前まで来てもカバンの中にあるカギがうまく見つけられず、荷物を全部ひっくり返して探しているところを見たことがあります。ゴミ捨てのルールも理解できなくなっているように見えました」(同)
次ページは:マネージャーは「一切連絡してこないで」
3: Grrachus ★ 2023/05/05(金) 19:42:36.24 ID:/MJcxR3E
マネージャーは「一切連絡してこないで」
おすぎとピーコのマネジメントを担っていた複数の会社は21年から22年にかけていずれも解散。共に仕事をしてきたマネージャーや事務所関係者も二人に寄り付かなくなっていた。
「ある時、マンションの管理組合の人がピーコさんに連絡を取ろうとしてどうしてもつながらないので、マネージャーに取り次いでもらおうとしたことがあったそうです。すると、そのマネージャーは“もう関係ないから一切連絡してこないで”とそっけなくあしらったといいます」(同)
頼れる人もなく、一人マンションに取り残されたピーコ。それでも、
「22年夏頃までは横浜駅前にある百貨店『そごう』によく行っていたようでした。ほぼ毎日朝10時半くらいに出て行って、お昼でも食べてくるのか、13時半頃に『そごう』の袋を提げてタクシーで帰ってくる。ただ、夏を過ぎると出かけて行くこともなくなり、食事はもっぱら近所のスーパーのお弁当で済ませていました」(同)
先の知人も言う。
「月に数回ほど、区役所職員がピーコさんの元を訪ねて安否確認をしていました。その際、職員が“ご年齢はいくつですか?”などと聞くと、“歳は83です”とか事実と全然違うことを言ってしまうのです」
そして、“悲劇”が――。
神奈川県警戸部署の副署長が言う。
「今年3月25日午後3時に杉浦克昭(ピーコ)さんが窃盗の容疑で逮捕されたのは事実です」
善悪の判断がつかない
捜査関係者によると、
「万引き被害にあったのは近所の店で、盗られたのは酒。これまでに何度もやられているので怒った店主がピーコを取り押さえて警察に通報し、現行犯逮捕となった。ただ、ピーコ本人は善悪の判断がついておらず、いまいち話もかみ合わない。そのためすぐに釈放。役所が間に入り、施設で保護することになりました」
ピーコが万引きを働いたのはこの店だけではない。
「ウチでは今年の2月~3月にかけて2、3回お弁当やサンドイッチ、酒などを万引きしています」(近所のスーパーの店主)
そのことは区役所職員も把握していたようで、
「3月半ばごろ、区役所職員が“ピーコさんが万引きしちゃった”と言っているのを聞きました。ただ、ピーコさんは施設に入るのは“絶対にヤダ”と拒否していた。役所としても無理やり施設に入れることはできないので手を焼いていたと思います」(先の知人)
次ページは:「人ごとではない」
おすぎとピーコのマネジメントを担っていた複数の会社は21年から22年にかけていずれも解散。共に仕事をしてきたマネージャーや事務所関係者も二人に寄り付かなくなっていた。
「ある時、マンションの管理組合の人がピーコさんに連絡を取ろうとしてどうしてもつながらないので、マネージャーに取り次いでもらおうとしたことがあったそうです。すると、そのマネージャーは“もう関係ないから一切連絡してこないで”とそっけなくあしらったといいます」(同)
頼れる人もなく、一人マンションに取り残されたピーコ。それでも、
「22年夏頃までは横浜駅前にある百貨店『そごう』によく行っていたようでした。ほぼ毎日朝10時半くらいに出て行って、お昼でも食べてくるのか、13時半頃に『そごう』の袋を提げてタクシーで帰ってくる。ただ、夏を過ぎると出かけて行くこともなくなり、食事はもっぱら近所のスーパーのお弁当で済ませていました」(同)
先の知人も言う。
「月に数回ほど、区役所職員がピーコさんの元を訪ねて安否確認をしていました。その際、職員が“ご年齢はいくつですか?”などと聞くと、“歳は83です”とか事実と全然違うことを言ってしまうのです」
そして、“悲劇”が――。
神奈川県警戸部署の副署長が言う。
「今年3月25日午後3時に杉浦克昭(ピーコ)さんが窃盗の容疑で逮捕されたのは事実です」
善悪の判断がつかない
捜査関係者によると、
「万引き被害にあったのは近所の店で、盗られたのは酒。これまでに何度もやられているので怒った店主がピーコを取り押さえて警察に通報し、現行犯逮捕となった。ただ、ピーコ本人は善悪の判断がついておらず、いまいち話もかみ合わない。そのためすぐに釈放。役所が間に入り、施設で保護することになりました」
ピーコが万引きを働いたのはこの店だけではない。
「ウチでは今年の2月~3月にかけて2、3回お弁当やサンドイッチ、酒などを万引きしています」(近所のスーパーの店主)
そのことは区役所職員も把握していたようで、
「3月半ばごろ、区役所職員が“ピーコさんが万引きしちゃった”と言っているのを聞きました。ただ、ピーコさんは施設に入るのは“絶対にヤダ”と拒否していた。役所としても無理やり施設に入れることはできないので手を焼いていたと思います」(先の知人)
次ページは:「人ごとではない」
4: Grrachus ★ 2023/05/05(金) 19:43:00.43 ID:/MJcxR3E
「人ごとではない」
とはいえ、手を差し伸べられる事務所関係者などが周りにいれば、「逮捕」という最悪の事態は避けられたのではないかと思えてならない。ちなみに、逮捕によって主を失ったマンションの部屋はエアコンがつけっぱなしだった。管理人などが許可を得て中に入ったところ、飲みかけの酒が入ったコップがポツンと机に置かれていたという。
「今回の事件にはもうビックリしました。本当に逮捕されたの? けれど切ないわねぇ。マネージャーとか誰かケアしてくれる人がいなかったのかなって思ったの。ケアする人がいればまた違ったんでしょうね」
そう慨嘆するのは、おすぎとピーコと交流があった歌手の美川憲一(76)である。
「年齢を重ねてくると本当に人ごとではないですよね。物忘れも多くなるし、足腰も弱るし。その中でもし一人で生きていかなきゃならないってことになったら本当に大変よね。自分がいつそうなっちゃうかなんて誰も分からないんですから」
おすぎとピーコがそれぞれテレビやラジオで活躍してきたことについては、
「今は昔に比べて“オカマ”なんかにも理解が進んできたけど、昭和の時代は“男は男らしく、女は女らしく”。その中でくじけずに頑張ってきたことはすごいことだと思います」
“何が美川憲一がシャンソンよ”
もっとも、美川としては同時代に活躍した二人をライバルと意識したことはないという。その一方、
「おすぎは先輩である私に対抗意識があったようなのよね。おすぎがコメンテーターをやっていたワイドショーにゲスト出演した時、私が“シャンソンも歌う”と紹介されると、おすぎが“何が美川憲一がシャンソンよ”って私の目の前で言うんです。私は頭にきて“このヤロウ、やってやろうじゃないの”と本気でシャンソンをやる気になったのよね」
その後、シャンソンを始めたピーコが美川の元をあいさつに訪れたことがあった。
「その時、おすぎに“何がシャンソンよ”って言われたことを少し話に出すと、ピーコは、“おすぎの言ったことだけど、あの時はごめんなさい”と謝ってくれたの。おすぎに言われた時は本当に腹が立ったけど、ピーコが謝るものだからそれで水に流して、“あんた頑張んなさいよ”って声をかけたけどね」
今は別々の施設で生活するおすぎとピーコが今後、顔を合わせる機会があったとしたら、その時、二人はどんな思い出話をするのだろうか。
とはいえ、手を差し伸べられる事務所関係者などが周りにいれば、「逮捕」という最悪の事態は避けられたのではないかと思えてならない。ちなみに、逮捕によって主を失ったマンションの部屋はエアコンがつけっぱなしだった。管理人などが許可を得て中に入ったところ、飲みかけの酒が入ったコップがポツンと机に置かれていたという。
「今回の事件にはもうビックリしました。本当に逮捕されたの? けれど切ないわねぇ。マネージャーとか誰かケアしてくれる人がいなかったのかなって思ったの。ケアする人がいればまた違ったんでしょうね」
そう慨嘆するのは、おすぎとピーコと交流があった歌手の美川憲一(76)である。
「年齢を重ねてくると本当に人ごとではないですよね。物忘れも多くなるし、足腰も弱るし。その中でもし一人で生きていかなきゃならないってことになったら本当に大変よね。自分がいつそうなっちゃうかなんて誰も分からないんですから」
おすぎとピーコがそれぞれテレビやラジオで活躍してきたことについては、
「今は昔に比べて“オカマ”なんかにも理解が進んできたけど、昭和の時代は“男は男らしく、女は女らしく”。その中でくじけずに頑張ってきたことはすごいことだと思います」
“何が美川憲一がシャンソンよ”
もっとも、美川としては同時代に活躍した二人をライバルと意識したことはないという。その一方、
「おすぎは先輩である私に対抗意識があったようなのよね。おすぎがコメンテーターをやっていたワイドショーにゲスト出演した時、私が“シャンソンも歌う”と紹介されると、おすぎが“何が美川憲一がシャンソンよ”って私の目の前で言うんです。私は頭にきて“このヤロウ、やってやろうじゃないの”と本気でシャンソンをやる気になったのよね」
その後、シャンソンを始めたピーコが美川の元をあいさつに訪れたことがあった。
「その時、おすぎに“何がシャンソンよ”って言われたことを少し話に出すと、ピーコは、“おすぎの言ったことだけど、あの時はごめんなさい”と謝ってくれたの。おすぎに言われた時は本当に腹が立ったけど、ピーコが謝るものだからそれで水に流して、“あんた頑張んなさいよ”って声をかけたけどね」
今は別々の施設で生活するおすぎとピーコが今後、顔を合わせる機会があったとしたら、その時、二人はどんな思い出話をするのだろうか。
5: Ψ 2023/05/05(金) 19:43:25.76 ID:h6pv4W9K
泣いた
6: Ψ 2023/05/05(金) 19:47:49.81 ID:KTJr0QOz
うん、泣けるね。
7: Ψ 2023/05/05(金) 19:49:08.67 ID:AX4Ff1JB
おいどんも
8: Ψ 2023/05/05(金) 20:00:07.01 ID:gRhsQQJw
明日は我が身
9: Ψ 2023/05/05(金) 20:02:12.23 ID:ENsI4aNi
俺もおまいらも他人事じゃねーよな?
10: Ψ 2023/05/05(金) 20:04:43.47 ID:8jKZiXxf
永六輔が元気で存命だったら
こういう結果にはならなかったろな
こういう結果にはならなかったろな
11: Ψ 2023/05/05(金) 20:17:04.80 ID:D6frFC8i
ボケ老人逮捕するとか鬼かよ
12: Ψ 2023/05/05(金) 20:52:08.03 ID:oNamvBAi
sssp://o.5ch.net/210t7.png
13: Ψ 2023/05/05(金) 20:57:56.91 ID:SwHlGaoZ
酒ばっか飲んで脳細胞が破壊されると、認知症が早く進んでこうなるという見本だぞ