
VOCALOID6でのハモリ制作:
コード進行を基にしたアプローチ
“ハモリが映えると楽曲のプロ感UP!”
VOCALOID6はAIで自在にコーラス&ハーモニー制作が可能。
本記事ではコード進行に基づいた“失敗しないハモリの作り方”と、実践的なVOCALOID6活用テクニックを徹底解説します。
VOCALOID6はAIで自在にコーラス&ハーモニー制作が可能。
本記事ではコード進行に基づいた“失敗しないハモリの作り方”と、実践的なVOCALOID6活用テクニックを徹底解説します。
【目次】
- 1. ハモリ(コーラス)の基礎理論
- 2. コード進行を基にしたハモリ制作ステップ
- 3. VOCALOID6でのハモリ実践テクニック
- 4. サンプル進行+ハモリ譜例
- 5. Q&Aとプロ流の裏技
- 6. まとめ&原葉月SNSリンク集
1. ハモリ(コーラス)の基礎理論
- ハモリとは…主旋律(リードメロディ)と「和音になる音程差」で重ねるサブメロディ
- 基本は「3度上/下」「6度上/下」「ユニゾン」
- 各小節・コードごとに、構成音(コードトーン)やスケール音(ドレミ…)を選ぶと“ハモリらしい響き”に
- サビだけハモリ、落ちサビやラストで3声以上に厚くするのも定番テク
2. コード進行を基にしたハモリ制作ステップ
- 主旋律(リードメロ)をピアノロールで完成させる
- 各コードの「構成音」で“3度上/下”の音を主旋律と並行して置く
- 音がぶつかる・濁る場合は「6度」や「同度」「コードトーンに逃がす」
- VOCALOID6のコーラストラックに、上記ハモリ音を打ち込む(コピー&上下シフトでもOK)
- 曲の盛り上がり部分やサビでハモリを入れるとメリハリが付く
- AIの“自動ハモリ生成”を使う場合も、構成音を意識して修正するとさらに美しい!
3. VOCALOID6でのハモリ実践テクニック
- コーラス専用トラックを作り、主旋律と分けて管理
- ハモリメロディはコピー&「+3度/-3度」一括移動後、“ぶつかる所だけ手直し”が時短
- サビ・Cメロ・ラストで3声や低音コーラスも重ねて“厚み”と“ドラマ”を演出
- 声質・息・リバーブを変えて“人間っぽい”コーラス感に
- AI自動生成ハモリは、一部だけ使って“おしゃれ”なハモリも◎
4. サンプル進行+ハモリ譜例
● 例:C–G–Am–F(王道進行/主旋律&3度下ハモリ)
| 小節 | コード | 主旋律(音名例) | ハモリ(3度下) |
|---|---|---|---|
| 1 | C | E–G–A–G | C–E–F–E |
| 2 | G | B–D–G–A | G–B–D–F |
| 3 | Am | A–C–E–C | F–A–C–A |
| 4 | F | A–F–G–A | F–D–E–F |
ポイント:
・「3度下」は主旋律の一つ下のスケール音を選択
・コードトーン上を意識すると濁りが少なく、ボカロのAIも美しくハモる
・不協和音やぶつかる時は「4度」「同音」「コードトーン」など柔軟に調整!
5. Q&Aとプロ流の裏技
- Q. AI自動ハモリで変になるときは?
→一部だけ手直し・手動で“ぶつかる音”を避ける。歌詞を微妙にズラすのも◎ - Q. 厚みや奥行きが足りない?
→3声コーラス(上ハモリ+下ハモリ+ユニゾン)や、リバーブ・EQで「奥」に広げる - Q. DAWでハモリパート管理が煩雑?
→VOCALOID6は「グループトラック」や色分け機能を活用
6. まとめ&原葉月SNSリンク集
VOCALOID6なら、ハモリも“簡単・自在・美麗”に作成可能!
コード進行と構成音を意識しつつ、AIの提案と自分の耳で微調整することで、
誰でもプロ級のコーラスワークが実現できます。
@renaikinshidayo DJ❤パラパラ⁉️EUROBEAT⁉️TRANCE‼️なんでもRemixします❣️ 作曲:原葉月 Sprint Through the Labyrinth.. オリジナル曲です❣️良かったら聴いてください‼️ #CapCut #dj #club #remix #eurobeat #パラパラ #trance #music #djfox ♬ Sprint Through the Labyrinth of Illusions (feat. 綾乃恋) - 葉月
王道J-POP的なハモリ進行
(サビで映えるコーラス配置例)
| コード | 主旋律 (例:メロ音名) |
下ハモリ (3度下) |
上ハモリ (3度上/3声) |
|---|---|---|---|
| C | G–E–C–E | E–C–A–C | B–G–E–G |
| G | B–D–G–A | G–B–E–F | D–F#–B–C |
| Am | A–C–E–C | F–A–C–A | C–E–G–E |
| F | A–F–G–A | F–D–E–F | C–A–B–C |
- 主旋律…歌メロ(最も伝えたいライン。必ず目立たせる)
- 下ハモリ…主旋律より“3度下”のスケール音。
特にJ-POPサビでは下ハモリが定番。主役を引き立てる柔らかい響き。 - 上ハモリ…主旋律より“3度上”または“6度上”で重ねる。
曲のラストサビやエモパートで加えると、ドラマ性&開放感MAX!
【使い方】
・サビの後半やラスサビで“3声”一気重ね → いきなり“壮大・感動”に!
・Aメロ/Bメロは“主旋律+下ハモリ(2声)”だけでも十分効果的
・和音が濁るときは、下ハモリを“4度/6度”にズラしたり、一部休符や同音にするのもプロ技
- ボカロのAI自動ハモリ機能と手動打ち込みを組み合わせて使うと調整が超速い
- ハモリ用トラックは必ず分離管理(EQ/リバーブで奥行き調整がしやすい)
- 歌詞は“同じでも良い/ズラしても良い”ので楽曲の印象に応じて応用を!
この配置で、王道のJ-POP・アニソン・アイドルソングの“キラキラ感”と“プロ感”が一発で出せます!

