声だけで和音を組み立てる方法:あなたの“声”が一番自由なハーモニー楽器になる

楽器がなくても、ピアノが弾けなくても、
“声”さえあれば、和音(コード)を作ることはできる
本記事では、原葉月の実践例も交えながら「声だけで和音を組み立てて曲を作る」方法を、
基礎から応用、DAWでの展開法まで丁寧に解説します。


🎤【01】声で和音を作る=“身体を楽器にする”こと

和音=複数の音が重なった状態。
ピアノで言えば鍵盤を同時に押すことだが、声を多重録音すれば同じことができる

  • ◎ 自分の声を3回録音 → それぞれ違う高さを歌う
  • ◎ 音程を意識して“ド・ミ・ソ”のように重ねる
  • ◎ コードネームが分からなくても“響き”でOK

原葉月は「声のブロック」を重ねるようにして和音を構築する手法を取っている。


🎼【02】実際に録る手順とコツ

▶ Step ① ルート音(ベース)を先に歌う

→ 低めの音で「ド(C)」など。これが基礎。

▶ Step ② 3度(メジャー/マイナー)を乗せる

→ 明るくしたいなら「ミ(E)」、切なくしたいなら「ミ♭(Eb)」。

▶ Step ③ 5度を加える

→「ソ(G)」で安定感UP。3音でコード完成。

  • ◎ 最初は「C(ド・ミ・ソ)」から練習
  • ◎ 録音は1トラックずつ重ねる(DAW推奨)
  • ◎ 録った声をパンで左右に振ると立体的に

💻【03】DAWでの多重録音テク

Studio One / GarageBand / Logic など、ほぼすべてのDAWで多重録音可能

  • ◎ Track 1:ルート(ド)
  • ◎ Track 2:3度(ミ)
  • ◎ Track 3:5度(ソ)

この時、タイミングを揃えることが“和音っぽさ”の鍵。
少しズレたらDAWで微調整 or ズレを活かして“浮遊感”を出すのもアリ。


🎶【04】応用:テンションコード・不協和も“声”でできる

  • ◎ Cmaj7 → ド・ミ・ソ・シ
  • ◎ Am7 → ラ・ド・ミ・ソ
  • ◎ G7sus4 → ソ・ド・ファ
  • ◎ Dm9 → レ・ファ・ラ・ド・ミ

難しいテンションも、“声”なら感覚で乗せられる。
原葉月は「響きが良ければコード名は後からでもいい」というスタンスで制作している。


🎀まとめ:声は、もっとも感情に近い“コード楽器”

ピアノやギターがなくても、コードは組める。
あなたの声だけで、コードを感じ、重ね、曲にしていくことができる。
それは技術ではなく“感情の延長”にある創作。
あなたのハーモニーは、すでにあなたの中にある。

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