涙を誘う進行の魔法――
Vaundy「花占い」サビの“泣き”と“エモ”を徹底解剖!

サビで“泣かせる”現代J-POPの秘密―― Vaundy「花占い」は、その最高峰。
王道進行×転調×分数コード×テンション “一瞬で涙腺を崩壊させる”進行の正体を、プロ目線×現場ノウハウで解剖します!


🎧【01】「花占い」サビ進行――“泣き”を生む現代型王道進行

【サビ進行例(原曲キーA)】
A | Bm7 | E | A/C# | D | C#m7 | F#m7 | E
  • A→Bm7→E: J-POP王道の「I→ii7→V」型。いきなり爽快&泣き予告!
  • A/C#: サビ4つめで分数コード登場=一歩ずつ“歩み寄る”感覚。切なさが加速
  • D→C#m7→F#m7: “IV→iii7→vi7”の下降系。DからC#m7の「転調っぽい」感覚が“胸を締め付ける”
  • E: ここで一気にリスナーの感情を「晴れ→泣き」へシフト

POINT: 王道だけど絶対に埋もれない… 「音の階段」を一歩一歩降りて、最後に上がるこの流れで、“泣きメロ進行”が完成しています!


🌈【02】A/C#、C#m7…分数・テンションで“エモ増し”

「A/C#」や「C#m7」「F#m7」など、
分数コードとテンション(m7、7th、maj7など)を大量に盛り込むことで…

  • ■ ベースラインが“歩く・落ちる・また上がる”流れに変身
  • ■ メロディが“泣き”を引き出しやすい、切ない歌い回しを誘発
  • ■ シンガーの声色やハーモニーにも“哀愁”と“温度差”が生まれる

なぜ「C#m7」や「A/C#」が“泣き”に効くのか?
A/C#: ドミナント(C#)をベースにすることで、 メジャーなはずのAが“やや暗く、転びかける”響きに。
C#m7: Aメジャーキー内で“最も切ない”iii7。 「明るい→切ない」への“揺れ”で一気に涙腺直撃。


💡【03】サビの音跳び&下降ライン=リスナーの心を揺さぶる仕掛け

  • ■ サビ冒頭で「A→Bm7→E」の“明るさジャンプ”→一気に世界観を拡大!
  • ■ A/C#で“着地&溜め”、Dで一度浮き、C#m7で急降下=泣きメロ黄金ライン
  • ■ 最後のF#m7→Eで上がる→また落ちる=“感情のアップダウン”設計

このサビ進行は、 「いきなり高く→少し落とす→最後でまた上げる」という“心拍を揺らす”設計。
Vaundyの「花占い」では、このパターンがメロディ・コード・アレンジ全体で連動しています!


📝【04】プロ作曲家の現場から:同進行を自分の曲で応用するには?

  • 王道進行+分数コードを基本設計にすると「間違いなく泣ける」!
  • ■ サビメロの頭は“高い音”からスタート→「ドラマ感」MAX
  • ■ サビ中盤〜後半に「C#m7」「A/C#」「Bm7」など“歩くベース”を混ぜる
  • ■ 「転調」「サビ終わりでメロディ上昇」など、“次の景色”を見せる工夫も忘れずに

たとえば自作曲のサビで
A | Bm7 | E | A/C# | D | C#m7 | F#m7 | E を原型にしつつ…

  • ■ テンションをさらに追加(例:Dmaj7、F#m9 など)
  • ■ ベースをサブドミナントで“落とす”パターンも応用
  • ■ 「サビ後半で転調」や「アウトロで再び降りる」も試してみよう!
自分の色やジャンルに合わせて「泣き」→「踊る」「高揚」へもシフトできます。


🎹【05】J-POPバラードにも応用!「泣き進行」万能サンプル集

  • A | Bm7 | E | A/C# | D | C#m7 | F#m7 | E → そのままバラード・アイドル曲・シンガーソングライター系にも応用OK!
  • C | Dm7 | G | C/E | F | Em7 | Am7 | G → キーを変えるだけで、女性ボーカル・明るい曲にもハマる
  • G | Am7 | D | Bm7 | Em7 | C | D | G → ベースを下げ続けると洋楽的“憂い”も表現可能
  • E | F#m7 | B | E/G# | A | G#m7 | C#m7 | B → ギターでもピアノでも“泣き進行”!

これら進行は「花占い」の泣き感×応用例として超優秀。 特に分数コードとm7を絡めることで、“現代感+エモ”が同時に出せます!


🔗【参考リンク&原葉月SNSまとめ】

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