“おしゃれエモ”の新境地――
Vaundy「恋風邪にのせて」Aメロ進行を徹底分析!

ヒットJ-POPに欠かせないのは“キャッチーさ”だけじゃない。
Vaundy「恋風邪にのせて」は、maj7/m7/7thコードを巧みに操り、浮遊感×中毒性×キャッチーさを完璧に融合。
今のJ-POP最前線を“理論&作曲現場ノウハウ”で読み解きます!


🎧【01】Aメロ進行が“中毒”を生む――コード分析

【Aメロ進行例(原曲キーE♭)】
E♭maj7 | Cm7 | Gm7 | A♭maj7 | E♭maj7 | Cm7 | Fm7 | G7
  • maj7(E♭maj7/A♭maj7): “青空感”“都会感”“ちょい寂しさ”の絶妙な混ざり
  • m7(Cm7/Gm7/Fm7): 「メロウ」「夜」「アンニュイ」な“情緒”
  • G7: “浮遊”を一瞬で現実に引き戻す7th。サビや次の展開に繋がる「スパイス」

POINT: 1小節ごとにmaj7→m7→m7→maj7…と**絶えず空気が入れ替わる**感覚。
**「落ち着くのに落ち着かない」「掴みどころがないけどクセになる」**―― この“ループする中毒性”こそ、Aメロ最大の秘密です!


🌈【02】“細かいコードチェンジ”がダンス・リスナー心理に効く理由

なぜVaundyは「2~4拍ごと」にコードを変え続けるのか? 答えはズバリ…「身体と心が自然に踊り出す」から。

  • ■ **コード変化が細かいほど「次が気になる」「リズムを感じる」=ダンス向き**
  • ■ メロディと和音のズレが“グルーヴ”や“人間っぽさ”を生む
  • ■ 音楽的な“隙間”が心地よい=中毒ループ

この進行は、 ・洋楽R&B/ネオソウル
・シティポップ/ヒップホップ/ボカロ/現代K-POP
…ほぼ全てで採用されている“今風の王道”です!


💡【03】「浮遊感」×「中毒性」=maj7/m7/7th使いの最適解

  • maj7: “ポジティブ”も“ノスタルジック”も一発でOK。現代音楽の必需品!
  • m7: さりげなく“哀愁”や“クールさ”を演出。どんな曲でもおしゃれ感UP
  • 7th: 展開のアクセント、終止感&高揚感の切り替えにも必須

実際「恋風邪にのせて」Aメロは**メロディ自体は超シンプル**なのに、 和音変化で“浮遊→現実→浮遊”を繰り返し、**リスナーを心地よく“酔わせる”**設計になっています。


🎹【04】プロ作曲家視点:この進行をどう自作曲に応用する?

  • maj7→m7の交互進行をベースに置けば「今っぽい」響きは即完成!
  • ■ サビでは王道(I-IV-V-Iなど)に戻し、AメロBメロはmaj7/m7を細かく並べる
  • 7thsus4(G7sus4/C7sus4など)で“フック”や“浮遊感”を増幅
  • 4~8小節で“1ループ”を意識し、メロディをループさせると“中毒”が増す

ピアノ・ギターはもちろん、DAWで打ち込み系ポップスやR&B、K-POP・ボカロにもOK。 Vaundy流進行を部分コピー→自分流に1音ズラすだけで“新作進行”が完成します!


📝【05】今すぐ応用!「おしゃれエモ」進行サンプル集

  • Cmaj7 | Am7 | Dm7 | G7 → シティポップ、ボサノバ、R&B系にも万能!
  • Fmaj7 | Dm7 | Gm7 | C7 → おしゃれバラード、ラブソング、夜系ポップに最適
  • E♭maj7 | Cm7 | Gm7 | A♭maj7 → 「恋風邪」Aメロそのまま…応用無限!
  • Bm7 | E7 | Amaj7 | F#m7 → 少しコードをズラしてK-POP・ネオソウルにも進化!

進行サンプルを並べ、**ループ感・細かい変化・maj7/m7の柔らかさ**を意識してみてください。 シンプルなメロディと合わせれば、**“いくらでも歌える・踊れる”**名曲が誕生します。


🔗【参考リンク&原葉月SNSまとめ】

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