
BPM低すぎて寝落ちする曲、BPM高すぎて脳が追いつかない曲
The Song That Makes You Sleep vs. The Song That Blows Your Mind – BPM Edition
音楽を聴いていて眠くなること、ありますよね。
逆に、速すぎて「脳がついていかない!」って曲にも出会ったこと、あるはずです。
その境界線を決めるのがBPM。テンポの速さこそ、曲の知覚・身体反応・感情全てを左右する“速度トリガー”です。
本記事では、BPM40台〜BPM200超まで、極端なテンポが音楽体験にどう影響を与えるのかを徹底検証していきます。
😴【01】BPM40〜60:深呼吸するような音楽
- ◎ 心拍数よりも遅い → 眠気/リラックス/脱力
- ◎ ノートの間隔が長く、脳が“余白”を感じる
- ◎ 歌詞やメロディより「空気感」「質感」で勝負
原葉月はこのゾーンで、“眠れるトラックメイク”や環境音×コードの実験を多く行っています。
🌙【02】なぜ遅いBPMが睡眠を誘導するのか?
- ◎ 脳波(α波・θ波)に近づく
- ◎ 呼吸が深くなる
- ◎ “判断”より“感じる”モードになる
メロディもリズムも、意識の外に“溶ける”ような感覚。
寝落ち系BGM、ASMR音楽、ピアノアンビエントなどはすべてこの原理です。
⚡【03】BPM180〜220:脳がバグる多動テンポ
- ◎ 1秒あたり3〜4ノート → 情報過多
- ◎ 脳が処理を追いかけられず“陶酔”状態へ
- ◎ ダンスより「反射」や「身体ノイズ」に近づく
BPM200超は、もはや“感情”ではなく“物理”で脳を揺らすレベル。
ハードコア、スピードコア、ナイトコアなどはこの領域の代表です。
💥【04】“高速すぎて意味不明”の魅力とは
- ◎ 反復の高速化 → 洗脳感・没入感
- ◎ 歌詞が聞き取れない → 単語がビートになる
- ◎ 声すら“音素材”に化ける
原葉月はこのゾーンで、エモ詞を“崩壊テンポ”に乗せて狂気と快楽を同時に狙う構成を開発中。
一聴すると“ギャグ”に思えるが、実は情報量の密度が最も高いエリアでもある。
🎀まとめ:テンポは感覚を操作する“音速スイッチ”
BPMが遅すぎれば“無”へ、速すぎれば“暴走”へ。
その中間には、私たちが普段感じている“普通の感情”がある。
つまりテンポは、脳と心のシンクロ率を操るツール。
音楽を作る・聴く・感じる、そのすべての体験はBPMひとつで世界が変わるのです。
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