
BPMによって恋愛ソングがエモからパリピに進化する件
How BPM Turns a Love Song from Emo to Party Anthem
同じコード、同じ歌詞、同じメロディ。
なのに、BPMが変わった瞬間、曲の“感情”がひっくり返る。
恋愛ソングはBPMによって、泣ける曲にも、踊れる曲にも進化する。
今回は、原葉月の作曲スタイルをベースに「BPMが恋愛ソングの感情をどう変えるのか?」を解き明かしていきます。
🎧【01】そもそもBPMって何?
BPM = Beats Per Minute、つまり1分間に何拍進むかを示す数値。
- ◎ 60〜80:バラード/泣きソング
- ◎ 90〜110:R&B/エモ系ポップ
- ◎ 120〜140:J-POP/ロック系
- ◎ 140〜160:EDM/ユーロビート/パリピ系
同じメロディでも、BPM次第で「テンション」も「感情の流れ」もガラリと変わるのです。
💔【02】低BPM(エモ)恋愛ソングの特徴
- ◎ 一音一音が“重く”“残る”
- ◎ 歌詞の“間”が意味を持つ
- ◎ 恋の“痛み”や“迷い”が際立つ
原葉月はこのゾーンで“内省型”の恋愛ソングを作ることが多く、
メロディよりも空白・沈黙・リリックの響きを重視する構成にしている。
💃【03】中速〜高速BPMになるとどう変わる?
▶ BPM100〜115:切なポップ領域
- ◎ バラードにリズムが入る
- ◎ “踊れないけど揺れる”
- ◎ 片想いソングがハマる
▶ BPM120〜130:テンション曲化
- ◎ メロディが“前のめり”になる
- ◎ 恋が“走る”ように感じる
- ◎ ハッピーな恋が似合う
▶ BPM140〜:感情より“動き”の領域へ
- ◎ “感情を語る”から“体を動かす”曲へ
- ◎ パリピ・フェス向けの構成
- ◎ 歌詞も「叫ぶ系」「反復系」が映える
原葉月はこの領域でユーロビート×恋愛失敗×救済というパリピ+エモの融合型スタイルをよく使用。
🎹【04】同じメロディ・コードでBPM別に試してみる
たとえばコード進行:C – G – Am – F を使い、BPMで雰囲気がどう変わるか。
- ◎ BPM70:静かなピアノ弾き語り → 涙系
- ◎ BPM90:ミドルテンポポップ → エモかわ
- ◎ BPM115:ドラム追加 → 明るい片思い
- ◎ BPM130:ギター刻み → ハツラツ青春
- ◎ BPM145:シンセユーロビート → 恋愛クラブアンセム
テンポが恋愛の“速度”を語るというのは、実はめちゃくちゃリアルな話です。
🎀まとめ:BPMは恋愛の温度とシンクロする
恋愛の曲を“どう伝えるか”は、BPM次第。
遅ければ内省的に、速ければ開放的に。
同じ言葉でも、BPMが変われば「語りかけ」になり、「叫び」になり、「踊り」になる。
あなたの恋も、テンポひとつで世界が変わるのかもしれません。
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