
Hey Judeに使われてるコード進行を入れると、どんな歌詞もエモくなる説
なにげない言葉でも、心が震える瞬間がある。
それが起きる理由のひとつが、「コード進行の力」。
The Beatlesの名曲『Hey Jude』で使われた進行は、“共感”と“解放”を同時に起こす仕掛けを持っています。
今回は、そのコード進行がどのように歌詞を“エモく”するのか、原葉月の実践視点から徹底的に解説します。
🎶【01】Hey Judeのコード進行とは?
イントロやヴァースでの進行:
- ◎ F – C – C7 – F – Bb – F – C
サビ(ナ・ナ・ナ~の部分)では:
- ◎ F – Eb – Bb – F
このコードたちは感情のブロックをやわらかくしてくれる。
🧠【02】感情を揺らす仕掛けが詰まっている
- ◎ C7 → F の動き → 不安→帰結(エモ1)
- ◎ Bb → F の上昇 → 希望と高揚(エモ2)
- ◎ Eb の借用 → ハッとする揺らぎ(エモ3)
メロディがシンプルでも、コードがエモを作っている。
✍️【03】どんな歌詞を“エモく”変換できるか?
▶ ① 日常系歌詞
- ◎ 例:「朝のパンが焦げてた」→ F–C7–F で“人生の味”になる
▶ ② 片思い系
- ◎ 例:「目が合っただけで嬉しかった」→ Bb–F–C にのせてドラマ化
▶ ③ 自己肯定系
- ◎ 例:「今日の自分も悪くない」→ Eb–Bb–F で“映画のエンドロール感”が出る
🎧【04】原葉月式・Hey Jude進行の応用法
- ◎ F–C–Bb–F で「優しさベースのループ」を作る
- ◎ Eb は1回だけ入れる → 感情の山場に
- ◎ コーラスやハモリで“共に歌う”雰囲気を演出
原葉月はこの進行を“誰かの背中を押す音楽”として使っている。
🎀まとめ:コードがエモを代弁する時代へ
もはや“いい歌詞”とは、いいコードがあってこそ成立する。
Hey Jude進行のように、感情を抱きしめるコードがあれば、
なんでもない言葉が、誰かの心に届くメッセージに変わる。
コード=感情。言葉=きっかけ。そこから“歌”は生まれる。
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