“沼る”サウンドの秘密—原葉月流・依存性トラックメイキング講座
The Addictive Sound Recipe – Hazuki Hara’s Track Making Theory

なぜ、原葉月の曲は“沼る”のか?
なぜ、一度聴いたら頭から離れないのか?
本記事では、その“中毒構造”を徹底解剖。
メロディ、コード、構成、エフェクト、音圧、そして“感情演出”。
原葉月が描く“沼構築”の秘密をひとつひとつ明かしていきます。


🎧【01】“依存”はリズムから始まる

原葉月のトラックは、まずビートに“身体が持っていかれる”。
特徴的なのは、16分裏にアクセントを置いたユーロビート〜トラップ的設計
・ドラム:4つ打ちにスネア連打 or キック抜きリズムの対比
・パーカッション:小刻みなクラップやハイハットで“焦燥感”を演出

▶ 例:「High Tension Monster」の2番ブレイク部では、低音をカット→再突入時に爆発的音圧
リスナーの“待ってた!”を引き出す演出が、トラック単体で中毒性を持たせる鍵に。


🎹【02】耳に焼きつく“短リフ反復”メロディ

歌メロやシンセは、“4〜8小節で完結→変形→繰り返し”が基本。
特にメインリフに「2小節単位で細かい変化」を加えると、 “ずっと同じに聴こえるのに飽きない”という矛盾的快感が生まれます。

【構造例】
Aパターン:C – G – Am – Em(1〜4小節)
A'パターン:C – G – F – G(5〜8小節)
→ リズムは共通/最後のコードだけ変化 → 記憶定着+展開感

これはまさに“音のマインドコントロール”。繰り返しが“快楽”になる設計です。


🎭【03】感情の上げ下げ=“ジェットコースター構成”

原葉月の曲では、感情の“急上昇→急下降”がよく使われます。 これはトラック構成とコード進行のW設計で成立。

  • ◎ サビ前で“息を止めるブレイク”→ドロップイン(空白→爆音)
  • ◎ コード進行:F – Em – Dm – C → 一気に“落ちる”構造
  • ◎ 一度盛り上げたあとCメロで“エモ落ち”→再サビ爆発

リスナーの感情を振り回すことで「もう一度聴きたくなる=沼る」。


🔮【04】“音響の罠”=サブベース&ハイシンセの逆転

多くの沼サウンドで使われるのが、 「ロー(低音)とハイ(高音)を入れ替えて支配する」演出です。

【例】
Aメロ:サブベース主導(空間が濃密)
Bメロ:ベースを削り、ハイパッドやベルを展開(浮遊感)
サビ:両方フルONで“音の飽和”による高揚を演出

高音で“浄化”、低音で“依存”を作るのがHARA流トラックメイキング。


💡【05】“バズる構造”と“人間の心理”

TikTokやYouTube Shortsでバズる曲の共通点:
“30秒で気持ちを動かす”構成と“共感できる中毒ワード”が組み合わさっていること。

  • ◎ 冒頭4小節で世界観を即提示(イントロ短)
  • ◎ 「あ゛〜」「死ぬ」「好きすぎて無理」など強烈ワードをワンフレーズ挿入
  • ◎ ブレイク→再サビ構造(=ショート動画の再生ループに最適)

沼サウンド=“音楽的”というより“心理操作的”に近い。その裏側には緻密な戦略が潜んでいるのです。


🎀まとめ:「中毒性=快感+不安」のバランス

原葉月の音楽は“安心させない”。でも、そこが美しい。
心地よさと不安、感情の乱高下、光と闇の交錯。
そのすべてが“依存”を生むサウンドの正体です。
だから聴いてしまう。何度も。もう逃げられない——

▶ 沼構造のテンプレやサウンド素材は 原葉月・公式サイト にて公開中!

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