
【プロ作曲家が徹底解説】
Euro Trance(ユーロトランス)
歴史・サウンド美学・作曲術・おすすめコード進行(2025年版)
「Euro Trance(ユーロトランス)」は、90~00年代ヨーロッパ発祥の“キャッチーさ・哀愁・派手なリフ”で世界を席巻した、トランスの名門サブジャンル。
本記事ではプロ作曲家視点で「ユーロトランスの定義・歴史・音作り・作曲アレンジ」「現代的進化とSNS時代のコツ」「おすすめコード進行」まで深掘り解説します!
🔖 目次
- 1. Euro Tranceとは?定義と歴史
- 2. 代表曲・世界の潮流(2025年版)
- 3. サウンド構造・リズム・特徴的な楽器
- 4. キャッチーさと“派手さ”のアレンジ術
- 5. メロディ・リフ作りの黄金ルール
- 6. 哀愁と高揚感を生む王道コード進行の秘密
- 7. プロ推奨!Euro Tranceおすすめコード進行表
- 8. サウンドデザイン・エフェクトの王道
- 9. DAW/プラグイン活用・制作フロー例
- 10. ボーカル&インスト両対応の作り方
- 11. SNS・配信で映えるアレンジ
- 12. Q&A・よくある疑問まとめ
- 13. まとめ&SNSリンク集
1. Euro Tranceとは?定義と歴史
Euro Trance(ユーロトランス)は、ヨーロッパのダンスカルチャーと哀愁トランスが融合した、最も“派手でキャッチー”なトランス系サウンド。
90年代後半~2000年代にかけて、ドイツ・オランダ・スウェーデン等で爆発的ブーム。
“ユーロビート+トランス+ユーロダンス”の三位一体で、J-POPやアニソンにも多大な影響を与えました。
2. 代表曲・世界の潮流(2025年版)
- DJ Sammy「Heaven」
- Ian Van Dahl「Castles In The Sky」
- ATB「Ecstasy」「9 PM (Till I Come)」
- Special D.「Come With Me」
- Milk Inc.「In My Eyes」
- J-POP/アニソン系ならHINOIチーム、初期m.o.v.eも注目
3. サウンド構造・リズム・特徴的な楽器
- テンポ:BPM136~145が主流(速め&踊りやすい)
- キック:ド派手&タイトな4つ打ち
- ベース:8分~16分の明快なユーロベース
- シンセ:明るいリード・サワー系・アルペジオリフ
- パーカス:クラップ・リバースシンバル多用
- コーラス:ユニゾン厚めで“アンセム感”UP
- サイドチェイン:ベース&シンセの“うねり”が重要
4. キャッチーさと“派手さ”のアレンジ術
- イントロ:一発で“ユーロ感”が伝わるシンセ/リフを投入
- ブレイク:ピアノやパッドで「泣き」の余韻を強調
- ビルドアップ:ノイズFX・フィルター・シンセライズで爆発力UP
- ドロップ:メロ・リフ・コーラス全開放で「多幸感」演出
- アウトロ:反復リフ&エフェクトで余韻を残す
5. メロディ・リフ作りの黄金ルール
- 「ド・ミ・ソ」などスケール内でシンプル反復→“覚えやすさ”最優先
- 4小節×2で少しだけ“変化”を加えると中毒性UP
- サビはオクターブ上げorユニゾン重ねで“派手さ”を強調
- 短三度ジャンプや分数コードで“哀愁”も忘れずに
- ボーカルフレーズは「単語のリフレイン」でもOK
「とにかく耳に残る!」…それがユーロトランスのプロ流です。
6. 哀愁と高揚感を生む王道コード進行の秘密
ユーロトランスでは「メジャー×マイナー」「4コード進行」+“泣き”の7th・sus4が主役。
・王道進行を「テンション&転回形」で“現代風”に
・展開で「サブドミナント→トニック」強調、“開放感”と“高揚”が両立
7. プロ推奨!Euro Tranceおすすめコード進行表
- 1. C – G – Am – F(泣き&疾走感、鉄板進行)
- 2. F – G – Em – Am(上昇感+爽快)
- 3. Am – F – C – G(J-POPにも多用、哀愁メロ)
- 4. C – Am – F – G(開放感&キャッチーさ)
- 5. C – G – F – G(シンプル反復型、現場ウケ)
- 6. Dm7 – G – Cmaj7 – Am7(テンションでエモさUP)
- 7. F – C/E – Dm – G(分数コードで透明感)
「単純進行+テンション/分数コード」でプロ級ユーロサウンドが作れます。
8. サウンドデザイン・エフェクトの王道
- SuperSawレイヤー+EQで派手さを最強化
- リバーブ/ディレイでシンセを“宇宙空間”に
- ボーカル/リードはユニゾン厚め、パンで立体感UP
- クラップ・スネア・FXで“踊れるキメ”を作る
- サイドチェイン&オートパンで揺らぎ追加
9. DAW/プラグイン活用・制作フロー例
- SuperSaw:Serum, Sylenth1, Spire(プリセット多用→自作にアレンジ)
- ベース:Sylenth1, SubLab, Massive
- ピアノ・パッド:Omnisphere, Nexus, Kontakt
- エフェクト:FabFilter, Valhalla, DAW標準で十分本格的
- リミックス用STEMやAIボーカルも積極活用
とにかく「音を重ねて→引いて→現場で踊らせる」感覚を大事に!
10. ボーカル&インスト両対応の作り方
- ボーカルは「キャッチーさ優先」でワンフレーズ反復もOK
- サビだけ歌入り&他はインストにして“踊りやすさ”も確保
- インストはリフ×リフの掛け合い&シンセで多幸感UP
- AIボイスや多言語対応も2025年のSNS時代に最適
J-POP/アニソンのカバーやボカロ化アレンジも大歓迎!
11. SNS・配信で映えるアレンジ
- MV・リリックビデオで「サビのリフレイン」を強調
- 30秒サビ抜き出しショートver.も同時制作
- 派手なエフェクトやアニメ映像と連携しSNSバズ狙い
- 歌詞やリフの“口ずさみやすさ”でTikTok・YouTube向けに
- アレンジ違いver.で“多チャンネル展開”も効果的
12. Q&A・よくある疑問まとめ
→ シンセ・リズム・コードを現代的にアレンジすれば「Y2Kブーム」と合わせて超バズりやすいです!
Q2. シンプル進行ばかりだと“飽きる”?
→ テンション・分数コード・転調や変拍子で一気に現代的に!耳に残るサビを最優先で。
Q3. どんなDAW/プラグインから始めるべき?
→ Serum, Spire, Sylenth1など定番で十分OK。無料プラグインでも本格的なサウンド可。
13. まとめ&SNSリンク集
Euro Tranceは“キャッチー” “派手” “泣き” “踊り”――すべてを同時に叶える最強ジャンル。
今こそ自分だけのサウンドで“現代版ユーロトランス”を生み出そう!
まずは「鉄板進行」「覚えやすいリフ」からチャレンジを。
サウンド&アレンジで新しい時代の主役になろう!
@renaikinshidayo DJ❤パラパラ⁉️EUROBEAT⁉️TRANCE⁉️なんでもRemixします❣️ DJFOX最強🔥🔥🔥🔥 作曲:原葉月 Wings of Judgement オリジナル曲です❣️ 良かったら聴いてください‼️ 今月からまたイニシャルD系の曲沢山作ります‼️ #dj #club #eurobeat #パラパラ #trance #music #remix #djfox #イニシャルD
♬ Wings of Judgment - 原 葉月 & 綾乃恋

