
コードで曲作りは「パクリ」なのか?
― リスペクトと“差異”のあいだにある作曲家のリアル
「コード進行で作った曲はパクリなのか?」
「リスペクトと模倣の境界は?」
こんな悩み、作曲家なら一度は抱えたことがあるのでは?
自分も“コード進行ありき”で曲を作る派。でも、どこまでが「参考」でどこからが「パクリ」なのか…実際は曖昧です。
この記事では、“リスペクト文化”と“新しさ・差異化”、そしてパクリ論に本音で向き合います!
🌟 目次
- 1. コード進行で曲を作ると“パクリ”なのか?
- 2. そもそも「オリジナル」って何?
- 3. 現存するコード進行は世界の“共有財産”
- 4. “ズラす・加える・変形する”で新しい個性が生まれる
- 5. 「そのままパクる」は実は現場でほぼ無い
- 6. “雰囲気が似てる”ってどこまで許される?
- 7. パクリ論より大事な“リスペクト”
- 8. 「原曲わかる人にだけわかる」ってどうなの?
- 9. 少し変えるだけで「別物」になる理由
- 10. 本音Q&A
- 11. まとめ:自分の“好き”に正直でいい
- 12. 原葉月SNSリンクまとめ
1. コード進行で曲を作ると“パクリ”なのか?
結論から言うと――コード進行をそのまま使っても“パクリ”とは思わない。
そもそも現代音楽の大半は、過去の名曲・世界の誰かが発明した“既存コード進行”を使っている。
じゃあ「全部パクリ」になるの?と言われれば、現場では「参考・引用・リスペクト・オマージュ」という発想が主流です。
2. そもそも「オリジナル」って何?
音楽はすでに“有限の音の組み合わせ”。
メロディもリズムもコード進行も「誰かがどこかで既にやった」ものばかり。
本当の意味で“完全なオリジナル”を作るのはほぼ不可能だと、長年作曲をやっていて実感しています。
だからこそ、自分なりの“ズラし方”や“新しい組み合わせ”が大事になるのです。
3. 現存するコード進行は世界の“共有財産”
「カノン進行」「王道進行」「丸サ進行」…
世界のヒット曲の多くは、ほぼ同じコード進行でできているのは有名な話。
これらは“音楽の共通語”としてジャンルを超えて引用される。
大事なのは「どのコード進行を使うか」ではなく、“自分だけの味付け・アレンジ・歌詞・メロディ”で新しい世界を作ること。
4. “ズラす・加える・変形する”で新しい個性が生まれる
- 転調を挟む・テンションを加える・短調に変える
- リズムを変える・テンポを変える・分数コードを使う
- 一部の和音を省略・追加する
- 全体のフォームや歌詞で色を変える
“少し変える”だけで、原曲の雰囲気が完全に消えることも多い。
“同じコード”でも“全く違う曲”ができてしまう――それがポップスの魔法です。
5. 「そのままパクる」は実は現場でほぼ無い
なぜなら、作り手はみんな「自分なりの世界」を出したいし、
わざわざ嫌いな曲の構造をコピペする意味もないからです。
むしろ「好きだから・リスペクトしてるから」こそ似た進行や空気を使いたくなるのが本音。
6. “雰囲気が似てる”ってどこまで許される?
「雰囲気が似てる曲」なんて世の中に溢れかえっています。
でも、それぞれの歌詞・アレンジ・歌声・リズムで唯一無二の“空気感”が生まれる。
そもそも“好きな曲・リスペクトする原曲”に雰囲気が似るのは必然。
逆に、全く興味もない・好きでもない曲を「そのまま真似る」ことの方が不自然です。
7. パクリ論より大事な“リスペクト”
「この曲みたいな空気感を出したい」「この部分だけ参考にしたい」
それはリスペクト=愛情であり、決して悪意の“パクリ”ではありません。
むしろ、世界中の音楽家は“パクリ論”よりも“敬意”と“進化”を大切にしてきました。
8. 「原曲わかる人にだけわかる」ってどうなの?
マニアや通なら「おっ、この進行はアレだな」と気づくこともある。
でも、ほとんどのリスナーは「雰囲気」や「歌声」「歌詞」にまず惹かれるもの。
ほんの少し変えるだけで、“原曲の空気”もかなり薄まる。
引用の仕方や愛の込め方で、作品は「リスペクト」か「模倣」かが変わります。
9. 少し変えるだけで「別物」になる理由
- リズム・テンポ・ジャンルが違えばまったく別の空気
- 歌詞やメロディで「その人だけの物語」になる
- コード進行に“新たなテンションや代理コード”を加えるだけで一気に別物に
- 歌い手・編曲・演奏のクセも「個性」の源泉
“原曲の要素”は少し変えるだけですぐ消えるし、
逆に「オマージュ」として残したい時は、「あえてわかる人にはわかる」作り方もアリ。
10. 本音Q&A
→ 全く恥ずかしくない!むしろ「自分なりの色」を加えるセンスこそ重要。
Q2. でも「パクリ」って言われたら?
→ 本当にパクってる人はほぼいない。
リスペクトや遊び心として受け止めればいい。
Q3. 逆に自分が「パクられた」らどう思う?
→ むしろ嬉しい。リスペクトは愛の証!
全部真似されても、結局“その人らしさ”は出せないから。
11. まとめ:「自分の“好き”に正直でいい」
音楽は“好き”や“憧れ”から始まるもの。
コード進行の流用も、雰囲気の引用も、全部リスペクトから生まれる表現です。
ほんの少しズラすだけで、まったく新しい自分だけの世界になる。
だからパクリ論に縛られず、「自分の好き・やりたいこと」をとことん追求していい。
“好き”の熱量こそ、作曲家最大の武器!

