作曲家は自分の曲の楽譜を作るべきか?
コード表で十分、譜面は“演奏したい人が自分で作ればいい”本音論

「作曲家は自分の楽譜を書かなきゃダメ」――本当にそうでしょうか?
正直、私は“コード譜さえあれば十分派”です。

実際、DAWとコード進行があれば曲は完成するし、演奏したい人が自分で耳コピして楽譜を作る時代だと感じています。
この記事では、なぜ“自分で楽譜まで作らない”のか、そしてその分の時間を新しい曲作りに全振りする意義について、プロ作曲家視点で語り尽くします!

🌈 目次

  • 1. 作曲家は楽譜を書かない?現代の制作事情
  • 2. コード譜で“十分”な理由
  • 3. 楽譜を書く時間があれば新曲を作る理由
  • 4. “必要なら誰かが作る”時代へ
  • 5. 楽譜派の意見もリスペクトする
  • 6. コード譜のメリット・デメリット徹底比較
  • 7. “自分のやりたい音楽”に集中するために
  • 8. Q&A・よくある質問
  • 9. まとめ:自分のリソースを本当に使いたい場所へ
  • 10. 原葉月SNSリンクまとめ

1. 作曲家は楽譜を書かない?現代の制作事情

クラシック時代や昭和の歌謡曲黄金期――この時代、楽譜は“音楽そのもの”でした。
しかし、今のポップス、クラブミュージック、ボカロ、インディーズシーンでは「五線譜」を手書き・手入力する作家は圧倒的に少数派。
楽曲制作の大部分はDAW(PC)やスマホアプリで完結し、曲データとコード進行メモがあれば、プロもアマも現場で困らない時代です。
実際、自分自身も「コード表+デモ音源」で十分、と考えて新曲を量産しています。

2. コード譜で“十分”な理由――現場目線で考える

  • 曲作りは“DAW上のMIDIデータ”で完全に記録される
  • アレンジャーやバンドは“コード譜”と“仮歌”があれば全体を把握できる
  • ボーカリストも“仮メロ音源”を聴きながら歌詞・メロを覚えるのが普通
  • 「どうしても演奏したい人」は自分で耳コピ・採譜する力がある時代
  • SNS・YouTube時代は“TAB譜”“コード進行”などデータ化も容易

五線譜をキレイに仕上げるには手間も根気もかかります。
そのぶん「新しい曲を生み出す時間」に全振りしたいのが現代の作曲家のリアルです。

3. 楽譜を書く暇があれば新曲を作るべき!

楽譜を書くだけで半日、下手すれば何日も消耗…
その間に新曲1~2曲が形になるなら、そっちの方が絶対有意義!

楽譜づくりには
・音の再現
・細かい表記のルール確認
・クオリティ管理

など地味な作業が山ほどあります。
「作家がやるべき本業=新しい“音楽”を生み出すこと」
「必要な人が自分で作る」という流れは、現場でも徐々に主流になりつつあります。

4. “必要なら誰かが作る”時代――採譜文化の進化

・演奏したい!
・コピーバンドや合唱で歌いたい!

こういった現場では、今やネット上の有志が自主的に採譜したり、AIツールで自動採譜する流れも加速しています。
必要な人が「自分で作る」「仲間内で分担する」時代。
楽譜を“絶対に作曲家が用意しなきゃダメ”という強迫観念から、プロも解放されつつあるのです。

5. もちろん“楽譜主義”もリスペクト

「楽譜こそ音楽だ!」
「演奏家にちゃんとした譜面を渡すのが礼儀だ」

こうしたクラシック畑・吹奏楽・ジャズバンドの価値観ももちろん大事。
現場やジャンルによって求められる形は大きく違うので、一律に「譜面は不要」とは言わない
ただし、現代のポップス作曲家は“優先順位”をしっかり考えて行動すべき時代なのです。

6. コード譜のメリット・デメリット徹底比較

コード譜のメリット
  • 圧倒的に手軽で時間短縮
  • 現代の音楽現場で“話が早い”
  • 応用・アレンジがしやすい
  • 移調やリハモも楽
  • 初心者~上級者まで扱える
デメリット
  • 細かいメロディやリズムは伝わりにくい
  • クラシックや合唱、アンサンブルには不向き
  • 耳コピ力がない人にはハードルが高い場合も

曲の内容や用途によって「コード譜だけ」「しっかり譜面」の使い分けが重要。作曲家自身が「本当にやりたいこと」にリソースを集中することが大事!

7. “自分のやりたい音楽”に集中するために

「誰かのために“きれいな譜面”を用意する」というプレッシャーを感じすぎる必要はない。
その分新しい曲・自分の世界観・自分だけの音楽に集中することで、結果的に音楽ファンも作曲家自身も幸せになれると確信しています。
“自分の時間”は有限。音楽家こそ使い方を意識しよう!

8. Q&A・よくある質問

Q1. 「楽譜がないとプロじゃない」って言われるけど?
→ 今は音源データやコード進行があれば充分「作品」として成立。譜面は“手段”であって“本質”ではない。
Q2. 誰かに演奏してもらう時どうする?
→ コード譜・デモ・ガイドメロを渡すだけで現場はまわる。細部まで必要な時は「依頼された側が採譜」も一般的。
Q3. 逆に「譜面が必要な時」って?
→ 合唱・吹奏楽・コンペ・クラシック演奏などでは必要。その場合だけ集中して作れば十分!

9. まとめ:「自分のリソースを本当に使いたい場所へ」

“楽譜を書くこと”が目的化すると、作曲家としての“本来の活動”を削ることになる。
コード譜だけで曲を量産するもよし、求められた時だけ譜面を仕上げるもよし――
本当に使いたい場所に自分のエネルギーを注ぐべきです。
「譜面は必要になった人が自分で作ればいい」という発想は決して無責任ではなく、今の音楽シーンの現実的な選択肢

その分、1曲でも多く「自分にしか作れない音楽」を生み出す――
これが現代作曲家の“強さ”であり、誇りでもある!

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