音楽理論ってあとから見直しますね!
「理論なんて無縁だと思ってたのに…実は使ってた件」解説

「音楽理論って、プロが使う難しいやつでしょ?」
「コードとかスケールとか、聞くだけでムリ…」
……そう思ってたのに、実はあなたが作った曲、理論的に超ド正解だったりしませんか?

今回は、音楽理論を知らないのに“使っていた”人の典型例や、
「理論を気にしすぎないこと」の大切さまで、でしっかり解説します!


🎧【01】理論を知らずに理論通りに作ってるパターンあるある

▶ パターン①:「なんか綺麗な並びでコードつけた」

C – G – Am – F

→ 実はJ-POP王道進行。自然な耳心地が、ダイアトニックコードの力。

▶ パターン②:「気持ち的にここで落ち着くと思った」

F – G – C

→ IV – V – Iの完全終止。クラシックでも使われる“気持ちよく終わる”進行です。

▶ パターン③:「ここは転調っぽくしたかった」

C – G – Am – Em | A – E – F#m – C#m

→ Key=C → Key=Aへの転調。何気なくやってるけど、理論で見れば完全なパラレルモーダル転調!


🔧【02】理論を“あとから”見るのが意外と最強説

実は、多くの作曲家・トラックメイカーが「感覚で作ったあとに理論を確認する」スタイル。
理論先行だと、“安全すぎて面白くない曲”になることもあるんです。

  • ◎ 耳で作る → 自由・感情を優先
  • ◎ あとで理論確認 → 崩れてないか、発展形がないかを見る
  • ◎ 理論は“言葉”じゃなく“地図”

つまり理論は、創作のルールじゃなく、理解のための後付け
だから「理論から外れてるからダメ」は間違いなんです。


🎼【03】“無意識に理論使ってた”例文をもっと紹介!

▶ 「感情で選んだコード」→ 実はセカンダリードミナント

C – E7 – Am

→ 「E7って響きカッコよくて使った!」
でも理論的には E7=Aマイナーのドミナント。しっかり理にかなってます。

▶ 「ベースを動かして流れを作った」→ 分数コード

C – G/B – Am – Am/G

→ 「自然な下降にしたかった」だけなのに、見事な分数コード進行

▶ 「サビ前に緊張感を出したい」→ サブドミナントマイナー

F – Fm – C

→ Fmで一気に“影”が差す感じ、みんな大好き。でもこれ、理論用語ではちゃんと定義されてます。


🧠【04】理論に縛られすぎるとどうなる?

理論を「正解・不正解」で見ると、作曲が怖くなって止まることがあります。

  • ◎ 「この進行は使っちゃダメなの?」
  • ◎ 「転調はしていいの?ルールある?」
  • ◎ 「メロディでコード外れてるって怒られる?」

大丈夫、怒られません。理論はあくまで「便利な道具」であって「先生」ではありません。

感覚で“かっこいい”と思ったら、それが正解です。


🎨【05】理論と感覚の“いいとこ取り”で自由に作る!

音楽理論と仲良くなるには「役に立つときだけ使う」のが一番。

  • ◎ メロディが浮かばないとき → スケール確認
  • ◎ 盛り上げ方に悩んだとき → コード進行の“ドミナント”で跳ねさせる
  • ◎ 転調したいとき → 共有コードを探す

必要なときだけ“便利な地図”として理論を呼び出す。
そうやって自分の感覚と理論が仲良くなれば最強です!


🎀まとめ:「理論はあとから見直す」でちょうどいい!

音楽理論は“後から”でいい。むしろ“後から”がちょうどいい。
感覚で作って、それが「ちゃんと理論に沿ってた」って気づくと、
自分の感性に自信が持てるし、次の曲作りがもっと楽しくなる。

正解・不正解じゃなくて、「響きが好きかどうか」で作っていこう!

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