
VOCALOID6で作る!
コード進行を活かしたバラード曲の制作手法
“バラード=コードで泣かせる”
VOCALOID6なら、AIボーカルの表現力と美しいコード進行を融合して、感情あふれるバラードが手軽に作れます! 本記事では、定番~上級コード進行、VOCALOID6での打ち込み・歌わせ方・アレンジ術・メロディ&歌詞作成のコツ・プロ流Tipsまで全公開!
VOCALOID6なら、AIボーカルの表現力と美しいコード進行を融合して、感情あふれるバラードが手軽に作れます! 本記事では、定番~上級コード進行、VOCALOID6での打ち込み・歌わせ方・アレンジ術・メロディ&歌詞作成のコツ・プロ流Tipsまで全公開!
【目次】
- 1. バラードに合う王道コード進行
- 2. VOCALOID6での実践ステップ
- 3. バラードメロディ&歌詞作りのヒント
- 4. ボーカル表現・アレンジで泣かせるコツ
- 5. 失敗しない!Q&A&上級応用術
- 6. コード譜+メロディ+歌詞サンプル
- 7. まとめ&原葉月SNSリンク集
1. バラードに合う王道コード進行
バラード曲の核は「感情が揺れる進行」。 I–V–vi–IV(C–G–Am–F)やカノン進行(C–G–Am–Em–F–C–F–G)は、泣き・切なさ・希望・再生どんなバラードにもフィットします。
| コード進行名 | Cメジャー例 | 特徴・雰囲気 |
|---|---|---|
| カノン進行 | C–G–Am–Em–F–C–F–G | 卒業/別れ/王道バラード |
| I–V–vi–IV | C–G–Am–F | 明るい哀愁/青春/再生 |
| vi–IV–I–V | Am–F–C–G | 切なさ/優しさ/エモ |
| I–vi–IV–V | C–Am–F–G | J-Pop/懐かしさ |
| IV–V–iii–vi | F–G–Em–Am | 余韻/大人バラード |
2. VOCALOID6での実践ステップ
- 好きなコード進行を1つ選び、DAWやVOCALOID6でコード音を入力
- ピアノやギター音色を使うとバラードらしさ倍増!
- ピアノロールでメロディを“鼻歌感覚”で並べてみる
- 歌詞を仮で入れ、AIボーカルに歌わせて確認
- エモい部分(サビや落ちサビ)にノンダイアトニックコードを混ぜるのもおすすめ!
- 声質・ビブラート・息の量などを調整し“切なさ”“情感”をプラス
3. バラードメロディ&歌詞作りのヒント
- メロディは「跳ねるより、ゆったり流れる」「ロングトーン多め」がおすすめ
- 歌詞は「想い・涙・夢・後悔・再生・ありがとう」など心情ワードを
- サビの一番高い音に「一番言いたい言葉」を置くと感動がMAX
- “間”や“余韻”を意識して、言葉数を詰めすぎない
4. ボーカル表現・アレンジで泣かせるコツ
- ビブラートや息づかい(AIパラメータ)で“人間らしさ”UP
- サビや落ちサビで「声を細く/大きく」など強弱を大胆に
- ピアノソロ・ストリングス・コーラス重ねで壮大感UP
- アウトロでテンポを落とし、余韻を残して終わるのも効果的
5. 失敗しない!Q&A&上級応用術
Q. サビが盛り上がらない…
A. サビだけコード進行を1回転調したり、ノンダイアトニックコード(A♭, E7, Fm等)を足すと感情のピークが際立つ!
Q. 歌詞がベタで安っぽい…
A. 「君の名・夜明け・涙・未来」など映像が浮かぶ言葉を足し、比喩や情景描写で奥行きを。
Q. ボカロが冷たく聴こえる…
A. 息多め/ビブラート多めのパラメータ、またはコーラス・リバーブで“人間味”と温かさを強調しよう。
A. サビだけコード進行を1回転調したり、ノンダイアトニックコード(A♭, E7, Fm等)を足すと感情のピークが際立つ!
Q. 歌詞がベタで安っぽい…
A. 「君の名・夜明け・涙・未来」など映像が浮かぶ言葉を足し、比喩や情景描写で奥行きを。
Q. ボカロが冷たく聴こえる…
A. 息多め/ビブラート多めのパラメータ、またはコーラス・リバーブで“人間味”と温かさを強調しよう。
6. コード譜+メロディ+歌詞サンプル
| 小節 | コード | メロ音名(例) | 日本語歌詞例 |
|---|---|---|---|
| 1 | C | G–E–C–E | 君の名を呼んだ夜 |
| 2 | G | G–B–D–G | 溢れる想いだけ |
| 3 | Am | A–C–E–A | 涙が星に変わる |
| 4 | F | A–F–C–A | 眠れぬ夜を越えて |
ポイント:
音域は無理に高くせず、メロディは「上がる→下がる」「余韻長め」で。
「想い/涙/星/夜」などの定番バラードワードで“情景”を見せるのがコツです!
■すぐ使えるMIDI音名参考
- C…G4 E4 C4 E4
- G…G4 B4 D5 G4
- Am…A4 C5 E5 A4
- F…A4 F4 C5 A4
この進行+歌詞サンプルでVOCALOID6に打ち込み、そのままオリジナルバラードが完成します。
7. まとめ&原葉月SNSリンク集
バラード曲×VOCALOID6は「感情と音をつなぐ最高の実験場」。 コード進行、メロディ、歌詞、声の表現すべてを“泣ける一曲”に仕上げてみてください!
@renaikinshidayo DJ❤パラパラ⁉️EUROBEAT⁉️TRANCE⁉️ 闇堕ちモード中なので。。。変わった曲に。。。 来月からはまた普通の曲調に戻るかな⁉️ 病みしてると危ないからね💦 作曲:原葉月 堕天使に溶けた少女の夢 オリジナル曲です❣️良かったら聴いてください‼️ #CapCut #dj #club #eurobeat #trance #music #djfox #dancer #music ♬ 堕天使に溶けた少女の願い (feat. Luminous Angels) - 葉月
バラードの構成展開 ~感動を生むストーリー設計~
バラードは「曲のストーリー展開」が命!
VOCALOID6の表現力を活かし、Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→大サビ→アウトロなど王道パターンを軸に、緩急・山場・余韻を意識して組み立てよう。 各パートで表情を変えることで、“飽きない”“聴きごたえMAX”の名バラードになります。
VOCALOID6の表現力を活かし、Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→大サビ→アウトロなど王道パターンを軸に、緩急・山場・余韻を意識して組み立てよう。 各パートで表情を変えることで、“飽きない”“聴きごたえMAX”の名バラードになります。
■バラードの王道構成パターン
| パート | 役割・演出ポイント |
|---|---|
| Intro(イントロ) | ピアノ/ストリングスで静かな始まり。世界観の提示。 |
| Aメロ(Verse) | ストーリー・情景の描写。メロディは控えめ&言葉を丁寧に。 |
| Bメロ(Pre-Chorus) | 感情の高まり・緊張感UP。転調やテンションコードも効果的。 |
| サビ(Chorus) | 一番伝えたいメッセージ。メロディ・歌詞・コード進行すべてでピークを作る。 |
| 間奏(Instrumental) | ピアノ・ストリングス・ギターなどで感情整理/余韻の演出。 |
| Cメロ(Bridge) | 物語の転機・過去や未来への回想。コードやリズムを大胆に変えるのも◎。 |
| ラスサビ(Final Chorus) | 全感情を爆発!ハモリ・コーラス・転調・リズム強調など最大限に。 |
| アウトロ | 静かに着地、または余韻を長く残して終わる。 |
■展開を魅力的にするプロのコツ
- Aメロ→Bメロは“静→動”で、メロディやアレンジを少しずつ盛り上げていく
- サビで一気に音域や音数を増やし、言葉も短く力強く
- Cメロやラスサビで転調・ノンダイアトニックコード投入が効果絶大
- 最後はアウトロで静かに締め、余韻を最大限に残す
- 各パートでAIボーカルの声質・ビブラート・ダイナミクスを変えるとドラマチック度UP!
■バラード展開・実践例(コード進行付き)
-
Intro: C – G – Am – F
(ピアノ/シンセで静かに) -
Aメロ: C – G – Am – F(2回)
(情景描写・ロングトーン多め) -
Bメロ: Dm – G – Em – Am – Dm – G – G7
(緊張・高まり・半音進行を足して) -
サビ: C – G – Am – Em – F – C – Dm – G
(メロ・歌詞・アレンジのピーク) -
間奏: F – G – Em – Am
(余韻・盛り返し・展開のためのクッション) -
Cメロ: Fm – G – Em – Am – Dm – G – C
(思い切り雰囲気・進行を変えて転機を演出) -
ラスサビ: D♭ – A♭ – B♭m – Fm – G♭ – D♭ – E♭m – A♭
(転調・コーラス・楽器増量で感情MAX!) -
アウトロ: C – G – Am – F
(ピアノ1本などで静かに閉じる)
■まとめ:バラード展開の最重要ポイント
- 展開ごとに「感情の山と谷」「音量」「アレンジ」を必ず変化させる
- ボーカロイド6のAI表現パラメータを使い分け、“人間らしい揺れ”を演出
- 構成=ストーリー、各パートで役割を明確にしよう
- シンプル+王道+ひと工夫(転調・コード崩し)が最強!

